悪役たちが実在人物で笑える
いつも同じことでボヤいて申し訳ないけれど、連載しているFFをアップした日のこの時間は電池切れになっている。できるだけエネルギーをスムーズに流すように意図しているので、以前に比べて疲れはさほど感じなくなった。だけど目を酷使するので、疲れ目がなかなかのもの。
下書きしたり、事前に文章を練っているのではなく、その場の直感だけで書き進めている。そのインスピレーションの方向によっては、想定していたものと異なる内容になったりする。それで今日も目次を書き直した。だからこそ面白いんだけれど、近視で老眼の目にはなかなかキツい。こうしてボヤきながら、今日の夕方のブログが簡単になるのを正当化しているだけなんだけれどねwww
ボクの大好きなイギリスが舞台の映画、なかなか笑えるスパイアクション作品を観た。
2024年 映画#24
『キングスマン:ファースト・エージェント』(原題: The King’s Man)という2021年のイギリス・アメリカ合作映画。『ザ・シークレット・サービス』というイギリスのコミックがあって、その作品を映画化したシリーズとのこと。すでに「キングスマン』と『キングスマン:ゴールデン・サークル』という作品が公開されているそう。
この作品は公開済み作品の前日譚となる物語。「キングスマン」というのは私設のスパイ組織。政府に成り代わって、悪の陰謀を事前に防ごうとする秘密組織。イギリスの「キングスマン」という仕立て屋が隠れ家になっているので、この名前がついている。その「キングスマン」がどのようにして創立されたかを語った作品。
この「キングスマン」の創立者はオーランドという公爵。元軍人だったけれど、平和主義者に転向したことで赤十字の仕事をしていた。ところが1902年の南アフリカで第二次ボーア戦争に巻き込まれて妻が亡くなる。幼い子供だったコンラッドはやがて成人するけれど、彼も第一次世界大戦で命を落とした。失意のオーランドは、ようやく本気で悪との戦いを決意する。
このオーランドをレイフ・ファインズが演じている。『ハリー・ポッター』シリーズのファンならヴォルデモートを演じた俳優として有名。ボクは彼が大好きで、出演作を見ると迷わずチョイスする。この映画もその期待通りに最高に面白い作品だった。
オーランドはまさに戦うスパイ。戦闘能力も高く、知恵も奥深い。でもコミカルなところもあって、ヴォルデモートの面影はない。さすがイギリスの俳優だよね。理屈抜きで面白いので、アクション好きの人は見て損はない作品だと思う。
面白いのは悪役。黒幕はラストで明らかになるけれど、ネタバレはしないでおこう。この黒幕は世界中に触手を伸ばしていて、あらゆる手段を使って戦争を起こそうとしている。それが歴史上の人物ばかりでマジに笑える。
ロシアにはラスプーチンを送り込み、ラスプーチンがオーランドたちによって暗殺されると、ロシアに革命を起こすためにレーニンを派遣した。フランスのスパイとして知られているマタ・ハリも、アメリカ大統領の誘惑で登場する。結果としてオーランドたち「キングスマン」の活躍で、第一次世界大戦は終戦する。
だけど悪役たちはまだ暗躍していた。レーニンと手を組んで世界を恐怖に陥れるために、ある人物が招かれた。それがアドルフ・ヒトラーだったというオチ。いやぁなかなかよくできた作品だった。以前に公開された作品ではコリン・ファースが主演しているそう。面白そうなので観ようと思っている。
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