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高羽そらさんインタビュー

クルド人が日本へ来る理由

埼玉県の川口市を中心としたクルド人問題。川口市にクルド人が住み始めたのは30年ほど前からとのこと。東京に近いものの、比較的家賃が安い。だから生活の拠点を川口市に置くことで、親戚等がトルコから渡航している。

 

でもなぜクルド人が日本へやってくる? その実態がわかりやすく書かれた記事を見つけた。

 

<独自>クルド人、高額手数料で密航横行 専門家が現地調査、「割安」な日本にも流入か

 

トルコ国内の少数民族であるクルド人。彼らが海外へ渡航するのは、トルコ経済が強烈なインフレによって生活が困難になっているから。ところがクルド人の多くが難民として海外への移住を申請している。

 

その根拠となるのが非合法の武装組織である「クルド労働者党」(PKK)の存在。PKKはトルコ政府からテロ組織として指定されている。だからPKK支持を表明することで、トルコ政府から迫害を受けていると公言できる。

 

だから海外へ渡航すると、自分はPKKの支持者なのでトルコでは迫害を受けている。だから難民申請をしたいと申し入れる。ところが現実問題として、PKK支持者がトルコで正規の仕事に就いていることが報告されている。徹底的な迫害を受けているわけではないらしい。でも海外ではPKK支持ということで難民申請できてしまう。

 

つまり本来は経済的な困窮による移住が理由なのに、滞在を許可される可能性が高い難民申請をしている人が相当数いるということ。これは理由を偽った不法入国なのに、難民ということで全てが通ってしまう。でもなぜ日本に大勢のクルド人がやってきているのか?

 

例えばアメリカに移住する場合、まずはメキシコに空路で向かい、ブローカーの手引きでビザなしのままで入国する。そしてアメリカの国境を陸路で突破して不法入国し、難民認定を申請するとのこと。ただしブローカーの手数料等で230万円ほどの費用がかかってしまう。

 

そこでクルド人たちが目をつけたのが日本。クルド人を含めてトルコ人が日本に入国する際、短期滞在ならビザが免除されている。渡航費用もアメリカに比べたら安価で済む。だから割安な渡航先として日本が選ばれているらしい。

 

そして入国すればPKK支持を表明して難民申請する。本来は短期滞在のはずなのに、難民申請という『印籠』を日本政府にかざすことで居座るという図式。そしてトルコにいる知人や家族を同じ方法で呼び寄せる。だから川口市ではクルド人が増え続けている。

 

これってマジでヤバいと思う。真面目なクルド人もいるだろうけれど、実際にトラブルを起こしているクルド人が大勢いる。なのに日本への入国はほぼ無条件で可能。つまり日本政府はこの事実をスルーしているということ。

 

ボクは毎朝、少しづづだけれど古代ローマ帝国について書かれた著作を読んでいる。ローマ帝国が衰退していった理由は様々だけれど、最大の理由は他民族流入を危機感を抱くことなく容認したこと。その結果としてそれまでのローマ帝国の秩序が崩壊している。

 

現在の日本を見ていると、まさにそんな危機を迎えているような気がする。難民申請の実態についてもっと厳格に調査するべきで、PKK支持だから難民として認めるのはあまりにも杜撰な対応。そして不法入国や法律を遵守しない移民に対して、強制的に出国させるという法整備が必要だと思う。このまま放置すれば、手遅れになってしまうと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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