気分爽快になる殺人
今日は久しぶりの五月晴れ。購入した外付けのキーボードも快適に動いてくれているので、気持ちよく過ごすことができた。そのうえちょっとしたきっかけで寝具一式を買い替えることになった。到着するのは金曜日だけれど、久しぶりに妻と二人でネットの画面に釘付けになって楽しかった。
15年前に今のマンションを購入した時、担当してくださった不動産屋の方がボクたち夫婦を称してこう言った。
「慎重かつ大胆』と。
その言葉は言い得て妙かもしれない。二人とも絶対に浪費はしない。けれども必要だと思った時は、くどくど迷わずに行動する。「迷うときはやめる」というのが我が家の家訓のようなもの。だから決断したら早いこと、早いこと。金曜日が楽しみだな。
さて、主人公が人を殺しまくるシリーズ作だけれど、いつ見ても気分爽快になる映画がある。その最新作を観た。
2024年 映画#84
『イコライザー THE FINAL』(原題:The Equalizer 3)という2023年のアメリカ映画。デンゼル・ワシントンが主演するシリーズ作の第3弾。邦題がファイナルになっているので、一応これで終わりということかな。
主人公は元アメリカ国防情報局の特殊工作員だったマッコール。普段は堅気の仕事をしているが、理不尽な暴力や虐待を受けている人間を見ると放っておけない。過去2作でも誰かを助けるために悪党どもを皆殺しにしてきた。
几帳面な性格で、時間を計りながら人を殺す。とにかく強くて、そこらのマフィアやギャングでは手も足も出ないというキャラ。殺し方も残虐なので、年齢制限がついている作品。まだ昨年に公開されたばかりだからネタバレはしないのでご安心を。
今回の舞台はイタリアのある街。マッコールはある目的があってネット詐欺の犯人を追い詰めた。そしていつものように皆殺しにした。ところがそのマフィアは大量の麻薬を売買していて、その資金がテロリストに流れていた。
マッコールはその事実をある女性に匿名で報告する。それが写真のダコタ・ファニングが演じるCIAのエマという女性。マッコールがなぜこのエマに連絡したかの理由は、過去の2作品を見ている人にはラストでわかるような仕掛けになっている。
とにかく今回の敵はヤバい。テロリストはローマでテロを繰り返して大勢の人を殺した。さらにマッコールが残りの人生をここで過ごしたいと思った街のマフィアが、住民を殺したり脅してその街から追い出そうとしていた。それはその街を一大リゾート地にするため。
映画の前半は理不尽な悪役の暴力が連続する。当然ながらマッコールは黙っていない。そしていつものような大活躍が始まる。ボクはこのシリーズの3作では、この作品が最も好きかもしれない。それほどラストは気分爽快だった。
この映画に匹敵するのは、キアヌ・リーブスの『ジョン・ウイック』シリーズだろう。どちらも気持ちよく人を殺す。もちろん殺人はいけないこと。けれどもフィクションとして楽しめるし、主人公たちの行動には必然性が付与されている。
ジョンは美しく人を殺すけれど、マッコールは泥臭くてエグい。でもその行為に拍手を送りたくなるほどの悪党たちだからね。最高にスッキリする映画だったなぁ。
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