いつも最後でモヤモヤする
今日は連休の最終日。神戸は最高気温が12度近くまで上昇した。きっと行楽地は賑わっていることだろう。ボクは普段と変わらない生活をしているので、あまり連休の実感はないけれど。
今ボクがブログを書いている場所から大阪湾が見渡せる。美しい海の青が大阪のビル街まで続いている。少し暖かくなると芦屋のヨットハーバーから出港した白い帆がいくつも見えるけれど、さすがにこの気温ではまだ寒いかな。
さて、もう数えきれないほど観ている映画をまたまた観た。定期的に観たくなってしまう作品。だけどいつもラストでモヤモヤしてしまう。今回もそうだった。
2024年 映画#28
『プラダを着た悪魔』(原題:The Devil Wears Prada)という2006年のアメリカ映画。説明不要な超有名作。ボクはこの写真の3人プラス、スタンリー・トゥッチの演技が観たくて何度も鑑賞している。あまりに好きすぎて過去に原作も読んだほど。
ミランダを演じたメリル・・ストリープは言うまでもなく、主演のアンドレアを演じたアン・ハサウェイはキュートでかつエレガント。少しオネエっぽい役のナイジェルはスタンリー・トゥッチしかできない役だろう。
もちろんボクのイチオシはエミリーを演じたエミリー・ブラント。脇役だけど、この映画に欠かせない重要なキャスト。彼女の演技をメリル・ストリープが絶賛したと言うのを聞いたことがある。エミリーは天才だからね。
ストーリーは有名なので割愛していいだろう。ボクがいつも最後でモヤモヤするのは、アンドレアがパリでの経験からこの仕事を辞めてしまうこと。元々アンドレアはファッションに興味がなく、ジャーナリスト志望だった。それでも悪魔のようなミランダに認められるまで成長した。
悪魔と言っても気に入った人物には全力で応援する人だと思う。アンドレアが仕事を辞めた理由はわからなくもない。恋人や友人との関係を重視したのと、友人を平気で裏切るミランダの行動が納得できなかったから。
だけどここまでやり切ったんだから、とことん突き詰めるべきだと思う。ジャーナリストになる夢はかなったけれど、結局はこっそり推薦してくれたミランダのおかげ。だから最終的には会社を去るとしても、1年未満で辞めることはないといつも思ってしまう。
そもそもアンドレアの恋人がうざい。キャリアを追求しようとしているアンドレアの足を引っ張ってばかり。自分の誕生日に仕事だったアンドレアを責める。必死で頑張っている彼女を支えるなり、彼女に負けないように切磋琢磨することもできたはず。グズグズと不平ばかり言っている姿を観ていると、こんな男は無視して突き進めよ、と思ってしまう。
悪魔のようなミランダのもとを去って、無事ジャーナリストになりました。というラストはやっぱりモヤモヤするなぁ。だけど何度も観てしまうんだよねwww
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