夢体脱日記#147
ナイトスクール:眠っている時に通う、非物質世界の学校
アルさん:本名はアルファードで、ナイトスクールの教師でボクの担任
ゼロ:『ゼロの物語』の主人公の女性で、ボクの過去生or未来生
ヴューワーズ:ボクと妻に関係しているNGC891という銀河の宇宙人たち。別名『5人組
今朝の明晰夢は、目が覚めて意識が戻ってからも心臓の激しい鼓動が止まらなかった。今でもリアルにその時の情景を思い浮かべることができる。
ヴューワーズの一人に、あるビルへと連れて行かれた。「今後のために見ておいた方がいい」とのこと。
その建物は高層ビルで、かつてはショッピングモールやオフィスで賑わっていたはず。ところが人はほとんどいない。大規模な地震が頻発したことで、多くの人がこの街を離れてしまったそう。それでも窓から外を見ると都会の雰囲気は残っていて、少しずつだけれど人が戻ってきている雰囲気がある。
気がつくとヴューワーズの連れは消えていた。ここからはボク一人で体験するらしい。そしていきなり恐怖体験が始まった。
窓の向こうにリゾート地のような海岸が見える。空は晴れて海は青く輝いていた。ところがいきなり白波が湧き上がってきた。ビルの下では警報らしきサイレンが鳴り響き、大勢の人が海岸から逃げ出している。その直後に考えられないような大きな津波が来た。
ビルの高層階で見下ろしているのに、階下まで波が届きそうな巨大な津波だった。海岸近くの街はあっという間に海水に飲み込まれてしまった。そしてすぐに嫌な予感が全身を走った。ボクは現実世界でも地震の直前に気づくことが多い。
とてつもない揺れだった。地鳴りのような音が聞こえた途端に強烈な縦揺れがあって、すぐに激しい横揺れに変わった。立っているのが無理で、膝をついて近くの机につかまった。それでも机ごと部屋の隅まで吹き飛ばされてしまった。壁にヒビが入っていたので、ビルが倒壊するかもしれない。
揺れが落ち着いてから地上に降りようとした。エレベーターはもちろん使用不能。階段室に向かったけれど、こちらもかなりヤバい。あちこち階段が崩れ落ちていて、アスレチックをするかのような状態で少しずつ降りて行った。途中では水道の配管が破れたのか、天井からシャワーのような水が吹き出していた。
ようやくビルが倒壊する前に地上へ到着。かなり時間がかかった。すでに外は暗くなっていて、警察や消防の赤色灯が眩しい。夢だとわかっていなかったら、完全にパニックを起こしていたと思う。ふとこの世界の妻のことが気になって、連絡しなければと思った。ここで目が覚めてしまった。
とにかく恐ろしい明晰夢だった。「今後のために」というヴューワーズの言葉が気になる。もし南海トラフ地震が起きたら、都会はこんなことになってしまうのでは? 2度と体験したくない明晰夢だった。
さて、こんなリアルで不思議な体験ができる夢体脱は、誰でもやる気と根気があれば経験できます。興味のある方はこの本をぜひ!
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