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高羽そらさんインタビュー

脅威に対応できない理由

土曜日が休日の人は今日から3連休。あいにくの天気だけれど、それなりに行楽地は賑わうことだと思う。日本人がそうして連休を過ごせるのは、差し迫った脅威を感じられないから。もちろん能登で起きた地震の被災者の人たちにとっては連休どころではないだろう。

 

でも日本全体としては、平和を感じている人が多いはず。ボクだって今日明日に迫った脅威を実感しているわけじゃない。だけど現実問題はそうも言っていられない。戦争の火種は日々増すばかり。日本という国がロシア、中国、北朝鮮というヤバい国家に隣接しているのは厳然たる事実。ハッキリ言って楽観できるような状況ではない。

 

いざとなったらアメリカが助けてくれる。そう考えることも楽観的すぎる。日本の自衛隊は世界でも7位の優秀な軍事力を有しているそう。だけどもしロシアが日本の北海道を侵略したとすれば、あっという間に占領されてしまう可能性があるとのこと。それは自衛隊員の数がロシア軍に比べて圧倒的に少ないから。

 

さらに中国が台湾有事を軍事力に基づいて決行した場合、中国政府が考える台湾には日本の領土の一部も含まれている。当然ながら自衛隊との交戦は避けられない。ボクたち日本人は、いつ何が起きても不思議ではない脅威に囲まれている。

 

ところが人間という生き物は、脅威に対応できない性質を有しているらしい。その理由が列挙された記事が興味深かった。

 

我々が現実にある最大の脅威に対応できない10の理由

 

記事を読んでなるほどなぁと思った。それぞれの理由に感想はあるけれど、とりあえず表題だけ列挙しておこう。興味のある人は、リンク先の記事を読んでもらえたらと思う

 

1. 人は目に見えない脅威を真剣に受け止めない

 

2. 誰もが自分にはそんなことは起こらないと思っている

 

3.人は脅威を無視すると気分が上がる

 

4. 人は警告する者をたたく

 

5. 人は自分の直観を信じすぎる

 

6. 人は集団的トラウマを忘れたがる

 

7. 人はほとんどのことに順応してしまう

 

8. 人は自分の日常を守ろうとする。例えそれがひどいものでも

 

9. たいていの人は周囲に溶け込みたい

 

10. 一部のエリートはパニックに陥る

 

これってどれもあるあるだと思う。10は少しわかりにくいかも。パニックになったエリートは、自分の利益を損なわないよう重要な情報を隠蔽する傾向が強いらしい。ある重要な事実を知っていても、密かに隠蔽してしまう。つまり民衆は何も知らないまま、有事が起きて慌てるということ。

 

これと似た日本人特有の性質に「言霊主義」というものがある。口に出すことは実現する。だから縁起の悪いことは口にしないというもの。戦争中の軍部は敗色濃厚なのを知っていた。だけど口にすれば現実になってしまう。それゆえ誰もが「負ける」という言葉を口にしなかったそう。

 

要するに人間は現実を直視できない性質を持っているということ。そのことを自覚しておかないと、手遅れになってから慌てふためくだけになるんだろうなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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