役者の人たちって凄い!
今日は久しぶりに青空を見た。やっぱり太陽の光はいい。少し寒かったけれど、空気が乾燥していて外を歩いていると気持ちよかった。何より洗濯物が乾くのが嬉しい。
Xでもポストしたけれど、早くも沈丁花がほぼ満開になっているのを見つけた。この花は離れていてもすぐに香りでわかるよね。秋の金木犀と春の沈丁花は、季節の香りを運んでいる花たちだと思う。帰り道の公園では雪柳の花が咲きかけていた。今年の春は早いよ。ワクワクしてきたなぁ。
今日は一粒万倍日でかつ満月。ということでやりたいことを色々と仕込んでおいた。新しく買ったダウンも今日おろして快適だった。今日の満月は1年で最も小さくて、スノームーンと呼ぶそう。この天気が続けば今夜はスノームーンが見られるかもね。
さて、なんだか凄い映画を観た。ストーリーは陰気で、決して楽しくなる作品じゃない。家族のゴタゴタを描いたもので、むしろ心がザワザワする内容。ところが出演している俳優たちの演技が本当に凄くて、つい笑ってしまうし、最後まで真剣になって観てしまう作品だった。
2024年 映画#35
『8月の家族たち』(原題:August: Osage County)という2013年のアメリカ映画。過去に観たような気がしていたけれど、そうではなかったみたい。いやぁ、なんとも言えない不思議な作品だった。
なにしろキャストが凄い。メリル・・ストリープ、ジュリア・ロバーツ、ユアン・マクレガー、クリス・クーパー、ベネディクト・カンバーバッチといったような名優揃いで、若手ではアビゲイル・ブレスリンが好演していた。
主人公はメリル・・ストリープ演じるバイオレットという女性。口腔ガンを患っていて、鎮痛剤の中毒。夫が失踪したことで、家族が集まるという設定。やがてバイオレットの夫が自殺したことがわかり、家族が抱えていた問題が次々と明らかにされていく。先ほどの写真は葬式後の食事の場面。
基本的にはバイオレットの3人姉妹の一人であるバーバラとの親子問題。このバーバラをジュリア・ロバーツが演じている。とにかく俳優たちの演技が本当に凄い。何気ない会話にも緊張感が漂っていて、いつ何が起きても不意思じゃない雰囲気。特にバイオレットは薬の影響でかなりイってる状態。
ストーリーはどうってことないけれど、強烈な印象が残る作品だった。この集まったメンバーが、一人、また一人と去っていく。その理由は様々で、どんな人でも一つや二つは当てはまることがあると思う。それだけに真剣になって観てしまうのだろう。
それにしても俳優という人たちって凄いよね。優れた俳優たちが共演すると、想像を超えるような化学反応が起きるような気がする。この作品はそんな化学反応が臨界点に達して、そのまま爆発してしまったような名作だった。
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