非常時にネットは使える?
今やインターネットはボクたちの生活に欠かせない。紙の新聞購読をやめて15年以上になるけれど、困らないのはインターネットがあるから。仕事をするうえでもインターネットが使えなかったら完全に止まってしまう。
平和な日本ではインターネットのトラブルは限定的な場合がほとんど。アプリやサイトの不具合、キャリアのトラブル等はたまに起きる。それでもインターネットそのものが完全に使用不能となるようなことはない。
ところが世界に目を向けると、実際にそんなことが頻繁に起きている。
インターネット遮断が2023年に283件発生し過去最悪に、背景にガザ地区などの武力衝突
インターネットの検閲の調査を行っている非営利団体・Access Nowの報告によると、『2023年は世界39カ国で283件のインターネット遮断が発生したとのこと。この記録は40カ国で201件の閉鎖が発生した2022年から82件、割合にして41%増加し、2016年に監視を始めてから最悪の数字でした』
その理由として最たるものは、戦争や紛争という人為的なもの。イスラエルとガザの紛争では、インフラへの攻撃や電気設備の破壊によってインターネットが使えない事態が何度も起きている。
さらにトルコにおける地震のような災害時にもインターネットが使えない事態になっていた。国家によっては政府の意図によってインターネットが遮断されることもある。要するにボクたちが当たり前のように使っているインターネットが、非常時には全く使用不能になる可能性があるということ。
最も情報を必要とする戦争や災害時にインターネットが使えないのはマズい。でもそうしたことが世界中で起きていることを、ボクたち日本人は知っておくべきだと思う。最悪の場合、全く情報を得られない状況で安全を確保しなければいけない。情報がないということは、デマが飛び交うだろう。だから何が事実がわからなくなってしまう。
日本において注意するべきは南海トラフ規模の大地震。国際紛争の場合だと中国の軍事行動による台湾有事。中国と台湾で戦争が起きた場合、アメリカ軍も含めて日本も関与することになるのは必然。中国による攻撃が台湾だけで終わるなんて考えない方がいい。
かといってどうすればいいのかわからない。インターネットが使えない状況で冷静に対応できる人はほぼいないだろう。多くの人はパニックになって右往左往することになるはず。とにかく心の準備だけはしておくべき。たまにネットのない世界をイメージしたり、一時的にネットなし生活を体験するのはいいかも。ボクは無理だろうけれどwww
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