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高羽そらさんインタビュー

犯罪者は猫に要注意

科学の進化は、犯罪者にとって向かい風であるのは事実。アメリカで人気だった『CSIシリーズ』は20年近く前のドラマだけど、当時の科学捜査の進化に驚かされた。完全犯罪を意図するなら、犯罪者は科学のあらゆる分野に精通する必要があると思う。まぁそんな地味な努力ができる人は、犯罪者になることはないだろうけれどね。

 

日々進化している分析技術。交通事故の捜査においても、ドライブレコーダーの存在が欠かせなくなってきた。強盗や殺人の容疑者にとって、もっともヤバいのは現場にいた証拠を提示されること。家庭内での犯罪でなければ、容疑者のDNAが犯罪の重要な証拠となりうる。

 

そんな容疑者を特定するDNA分析において、近い未来は猫が活躍するかもしれない。

 

犯罪現場に居合わせたネコから犯人の手がかりになるDNAを採取できる可能性

 

DNAの分析技術はかなり進化していて、壁や床、置物等に付着してDNAも採取できるようになってきたそう。そんななか注目されているのがペット。オーストラリアのフリンダース大学の法医学者が、警察所属の法医学者と協力して飼い猫から人間のDNAが採取できないかを調査した。その結果がすごい。

 

『この結果、ネコから採取した物質の80%が検出可能なレベルのDNAを含んでいたとのこと。そのDNAのほとんどは家族のものでしたが、6匹のネコからは未知の人間のDNAが検出されたそうです』

 

まず驚いたのは、猫に付着したDNAが80%も証拠として利用可能だということ。猫の体毛というのは、強力な吸着物質なのかもしれない。細い毛が密集しているので、入り込んだDNAが長期間残されているのかも。

 

さらに驚いたことは、未知の人間のDNAが検出されたこと。家族のDNAが付着しているのは当然。我が家のミューナも、ボクと妻のDNAにまみれているいるだろう。だけど未知のDNAが付着していることは興味深い。

 

まだ明確な理由は究明されていない。いまの段階で推測されているのは、人間が動物に直接触れることがなくても、空気中に舞った皮膚細胞や体毛が付着する可能性があるということ。それが猫の体毛に取り込まれて残っていると考えられている。

 

完全に室内飼いしている猫なら、自宅に出入りする人以外のDNAが付着することは考えられない。犬の場合は外に散歩へ出るから、証拠としての有用性にやや欠ける。でも室内飼いの猫なら、未知のDNAと容疑者のものが一致したら、その家に侵入したことに証拠になるかもしれない。

 

どれだけ手袋をして指紋を隠しても、目に見えない皮膚細胞等が猫に付着するかも。まだ研究段階の技術だけれど、精度が上がれば法律的に証拠として裁判で採用されることになるかもしれない。

 

侵入を特定されたくない犯罪者は、もし大好きだとしても猫に近づかないほうがいいかもね。でもミューナの場合なら、ボクと妻以外の人が部屋に入ったらコタツから絶対に出てこない。犯人のDNAを検出するのは無理だろうなぁwww

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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