夢体脱日記#179
今朝はかなり象徴的な明晰夢を見た。何か刺さる人があるかもしれないのでシェアしておこう。
ガイドと二人である家に訪問した。アメリカの郊外の一軒家という雰囲気。平屋建ての家に一歩入って思わず後ずさりした。最低なゴミ屋敷だったから。人は誰もいないけれど、足の踏み場がないほど散らかっている。
腐敗臭に混じって公衆トイレのような匂いもする。この家をガイドと二人で片付けるらしい。なぜそんなことをするのかと疑問に思うと、ガイドがテレパシーを使って説明した。
「掃除の目的は本来の姿に戻すこと。年月によって積み重ねてきたものを手放し、不必要な汚れを取り除いて元の状態に戻すことに専念してほしい。そのことだけを考えて、無心で掃除をしなさい。あなたの不必要な概念や観念は、ゴミと一緒に手放すこと」
この説明を聞いて納得。本来の家の姿とは、人間の真我を象徴しているのだろう。けれども長い年月を生きることで、不要な概念がゴミのようになって自我を形成している。だから掃除をしなさいということ。
20代の頃に奈良県の天河神社に行ったとき、当時の宮司さんが「掃除は神事」だと言われた。その言葉を具現化したような明晰夢体験だった。ということで無心で掃除に専念。そして不要な家具等を全て外の庭に運び出した。
するとガイドが何かを感じたらしく、外に出した冷蔵庫の前に穴を掘るように言った。まるで冷蔵庫を土葬するような感じで穴を掘った。するとその直後に驚くことが起きた。
冷蔵から大量のゴミが吐き出された。古い自転車やタイヤまである。どう考えても物理的に無理な量の廃棄物が吐き出された。これも何かの象徴なんだろう。ゴミ屋敷に置かれていた冷蔵庫は、さらに大量の見えないゴミを抱えていたらしい。
そう思うと冷蔵庫はスッキリしたように見えた。そしてその背後に光り輝く人型が見えた。「もしかして冷蔵庫の精?」とボクがガイドに尋ねると、楽しそうに笑っていた。正確な意味はわからないけれど、人間の意識に当てはめると理解できるかもしれない。
ボクとすれば冷蔵庫が付喪神になって、妖怪化したようにしか感じないんだけれどねwww
さて、こんなリアルで不思議な体験ができる夢体脱は、誰でもやる気と根気があれば経験できます。興味のある方はこの本をぜひ!
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