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高羽そらさんインタビュー

わたしの不思議体験 Vol.24

直感というのは大切です。直感に従うことでラッキーを引きつけ、危険から見を守ることができます。今日はそんな直感に関する話題です。

若い頃から直感を大切にしていました。いや、むしろ直感に頼っていたかもしれません。高校生の頃には全く勉強をしていない科目の試験で、試験直前に直感を受けて記憶した問題がそのまま出題されたなんて日常でした。

祇園で勤めている時も同じようなことがありました。毎月17日、お茶屋組合の役員を集めて会議が行われます。私は事務局として予算等の議案を作成して、会議に参加しています。その当日も午後の会議に向けて準備を進めていました。

もうすぐ役員さんたちが集まるという時間に、突然あることが気になりました。その日の議案と全く関係ないことでしたが、直感がその資料を見るように催促します。時間がないのになぁ、と思いながらも私の机の後ろにある銀行の様な馬鹿でかい金庫から資料を出しました。

会議は無事に終わり、いつもの雑談の時間になりました。その当時は祇園のドンと呼ばれていた、戦後の祇園街を復興させたある人物が代表でした。私が在職当時でも80歳代だったはずです。亡くなった時は新聞に大きな記事が出るような方でした。

そのドンが何を思ったか、突然私にあることを訊いたのです。それは私が直感を受けて調べていたことでした。詳しい経過や数字的なデータ等を、資料も見ないでその場でスラスラと答えることができました。だって、先ほど記憶したばかりですからね。

何十年も勤めている職員でないと名前を覚えず、「あの人」とか「そこの人」と呼びつけるようなドンです。でもその事があってから、ドンは私の名前を覚えてくださったようです。それもいつも「◯◯さん」と、さん付けて呼んでくださいました。直感に従う大切さを感じる出来事でした。

しかし直感の真骨頂は、警告だと私は思っています。自分の身に何か異変が起きる可能性がある時、直感は警告してくれます。

例えばスピード違反や駐車禁止等の取り締まりで罰金を払った場合。これは重大な事故を引き起こす前の警告の可能性があります。これ以上無茶な運転をしていると取り返しのつかないことになるよ、という直感からの警告ですね。それなのにこんな場所で取り締まりをするなんて〜、と警察に対して怒るのは全くの考え違いです。

あるいはうっかり財布を落としたとします。親切な人が拾ってくれて無事に手元に返ってきた時なども、直感の警告だと思って気持ちを引き締めるべきです。うっかりが原因で、一生後悔するような出来事を引き起こすかもしれません。

10年ほど前、妻と二人で京都の愛宕山へ登りました。帰り道に分岐点があり、水尾という柚子の産地へ抜ける道があります。登りと違う道ですが、そちらから帰ろうと決めて歩き出した時、前方に奇妙な人影が見えました。男性がぽつねんと座っているだけです。別に普通の人ですよ。

でも二人同時に、それが何かのメッセージだと感じました。そちらの道は行くべきでないと直感が伝えてきたのです。直感に合理的な理由などありません。ただ、そう感じるだけなのです。それも二人同時にそう思いましたから、引き返して登ってきた道で下山しました。

そのまま行ったら何があったかは分かりません。ただの思い過ごしかもしれません。でも直感の警告に従うとは、そういうことです。何か起きてしまったら、どうしょうもありませんからね。しかし、そんな直感の警告を無視するとどうなるか……。

私は祇園を退職した後、印刷会社で働いていました。自動車通勤です。ある日家を出るのが遅かったうえ、車が渋滞していました。遅刻したくなかったので、気持ちは焦っています。ついつい乱暴な運転になっていました。

おそらく何度も直感の警告が出ていたはずです。でもその時の私に、直感の警告を受け取る心の余裕がありませんでした。ようやく大通りを抜けて、裏道の住宅街に入りました。会社まではもうすぐです。

私は信号のない交差点を、一時停止することなく突っ込もうとしていました。直感の警告は無視されたままです。その時です!

大きなカラスが空中から道路に舞い降りました。交差点の手前で翼を左右に大きく広げて、私の進行を遮っています。甲高い声で「カァ〜!」と鳴きました。

私は慌てて急ブレーキをかけました。カラスを轢きたくありませんから、翼を広げているカラスの直前で車は停まりました。

その直後、私が通過しようとした交差点を、猛スピードの自動車が右から左に横切っていったのです。全く停まる気配もなく、目の前を通過しました。

そうです。もしカラスが止めてくれていなかったら、私の運転席にその車が突っ込んでいたと思います。私もかなりスピードを出していましたから、命に関わる事故になったでしょう。直感の警告を聞かない私にたまりかねて、カラスが助けてくれたのだと確信しています。

でもそんなことは滅多にないでしょう。直感は大切にするべきですね〜〜!

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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