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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.304

ボクが子供のころ、宇宙開発というのはアメリカとソ連の独断場だった。最初に有人宇宙飛行に成功したのはソ連で、意地を見せたアメリカが月面着陸を成しとげた。つまり国家の威信をかけていたということ。

 

ところが近年の宇宙開発は、民間の手に委ねらている。その最先端を走っているのがイーロン・マスク。電気自動車で世界的なシェアを独占しつつある彼が、同様に情熱を注いているのがスペースXという会社。

 

火星旅行を真剣に考えている彼は、ロケットの打ち上げを継続的に行っている。今月の23日にも、再利用ロケットの打ち上げに成功して、ブルガリアの企業が開発した衛星を宇宙に運んでいる。

 

では日本の企業はどうなっているのか? ときどき国家事業として衛星の打ち上げを見るけれど、スペースXのような民間での動きをあまりニュースで見ない。ところがどっこい、日本の企業も宇宙開発に乗り出していた。

 

日本の民間衛星 インドで打ち上げ成功

 

インドが開発したロケットを利用して、日本の民間企業が衛星を地球の軌道に乗せることに成功している。イーロン・マスクと同じく23日の打ち上げだった。

 

その日本の企業は、なんとキヤノン!

 

さすがにスペースXのように、自前のロケットというわけにはいかない。インドが開発したロケットに、14カ国の小型衛星やインドの衛星を含めた31機が宇宙に放たれている。

 

それでもキヤノンは今後100機の衛星を製造する予定で、撮影した画像や衛星を売り出す事業に進出している。なんてたってカメラのキヤノンだからね。衛星に搭載されたカメラの性能は相当高い。

 

高度500キロメートルの上空から、地上にある1メートルのものを判別できるらしい。個人の顔まで特定できるよね。すごい!

 

日本の民間企業が独自に開発した衛星を打ち上げたのは、今回が初めてとのこと。民間企業の宇宙ビジネスの先駆けとして、キヤノンは一歩先んじたことになる。おそらくあとに続く日本の企業も出てくるだろう。

 

ホリエモンこと堀江貴文さんも、独自の宇宙ロケットの開発を進めておられる。北海道に拠点を置いて、定期的にロケットを打ち上げている。マジで有人宇宙飛行を目指している。

 

これからは民間企業が宇宙に乗り出す時代なんだろう。世界的にこうした傾向が高まっていくにちがいない。日本企業も遅れを取らないように、積極的に資金投資をしてほしいと思う。

 

ところでこのニュースでもっとも驚いたのは、インドの宇宙開発の進捗状況。もうすでに、他国の協賛を集めてロケットを飛ばす技術を有しているなんて素晴らしい。IT大国になりつつあるのは知っているし、多くの優秀なインド人技術者が世界中に派遣されているのも承知しているけれど、ここまで進歩しているとは。

 

インドは中国のように人口が多く、貧富の差が激しいのは事実。だけど常に最先端の技術を国家の『売り』にしているのはすごいと思う。そういう意味では中国も含めて、これからはアジアの時代かもしれないね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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