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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.380

昨日の9月11日は「公衆電話の日」だったらしい。1900年9月11日、東京の新橋と上野駅の構内に初めて公衆電話が設置されたことから定められた。どうしてもアメリカの「911」が先に頭に浮かぶので、印象が薄くてちょっぴりかわいそうな気がするね。

 

その寂しさをあと押ししているのが、公衆電話数の大幅な現象。携帯電話が普及してから、すっかり過去の遺物になりつつある。

 

公衆電話「赤字」今なお設置なぜ?

 

この記事は福井新聞に掲載されたものなので、公衆電話の減少については福井県のことが例示されている。福井県内の設置台数で、最も多かったのは1984年の6378台だった。ところが2002年には半数になり、昨年度には1290台にまで落ちた。

 

おそらく他府県でも同じような状況だろう。スマホ、あるいはガラケーであるかは別として、今や携帯電話を持っていない人を探すほうが難しい。実際に公衆電話を使っている人を見かけるのは、1年に1度あるかないかの世界になってきた。

 

ボク自身も最後に公衆電話を使ったのがいつなのか思い出せない。きっと17〜8年は使っていないはず。だけどボクの世代は、公衆電話にはかなりお世話になっている。学生時代は石川県にいて、京都の彼女と遠距離恋愛をしていた。

 

だから週に一度かける電話は、何よりも大切な時間だった。寮は田舎に建っていたので、30分くらい歩いて最寄りのパチンコ店に行く。そこでパチンコをするフリをしながら紙幣を100円玉に両替して、電話をかけていた。

 

現代の若いカップルには、想像もできない世界だろうね。ボクは電話を持ち歩くようになったことで、自宅の固定電話も解約した。だけどいまだに税務署等に提出する書類には固定電話を記入する欄が設けられているが、すでに時代錯誤のように感じてしまう。

 

ただしスマホをなくしたら大変なことになる。そんな場合は公衆電話を利用することがあるかもしれない。だから自分と妻の携帯番号だけは暗記している。でないと公衆電話を見つけても、連絡できないものね。

 

さて、公衆電話は思ったとおりに赤字らしい。それでも置かれているのは、人口密集地では500メートル四方に1台の設置が規定されているから。これが第1種という公衆電話で、収益を目的として設置されているのは第2種という。場所によっては黒字の公衆電話もあるということ。

 

それでもトータルすると赤字運営になるが、公衆電話がなくなることはない。その理由は災害時のインフラとして欠かせないからとのこと。停電しても使えるし、災害時には優先してつながるようにされている。

 

だから東北の震災のときには、前日比で10倍の通信回数が確認されている。何か災害が起きると、携帯電話は使い物にならないものね。自宅最寄りの公衆電話はどこにあるのだろう? 一度確認しておくべきかもしれない。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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