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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.395

これまでとまったくちがう社会制度の実施を求める場合、公的機関をあてにしていると思うように進まない。役所というのは新しいものに尻込みして、過去の事例にしばられているから。

 

これからの時代は変化のスピード感が10年前とは格段にちがう。だから民間の手を借りなければ追いつかないだろう。最近の宇宙開発なんかも、民間企業が主導して行なっている。

 

そんななか、アメリカのある会社が史上最大の実験を始めようとしている。

 

ベーシックインカムは天使か悪魔か? アメリカで史上最大の実験

 

シリコンバレーの有名なスタートアップインキュベーターであるY Combinatorが、予定しているベーシックインカムの実験内容を発表した。この会社が最終的に目指しているのは、全市民が無条件で一定額のお金を受け取る、富の分配システム「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」というもの。

 

そんな大規模な制度を政府に承認させるためには、説得力のあるデータが必要となる。そうなると、資金の潤沢な民間企業にしかできないだろう。この会社が行う実験は、3000人の参加者を2つの州から集め、彼らを2つのグループに分ける。最初のグループの1000人は、最大5年にわたって、月1000ドル(約11万円)を受け取る。2つめのグループの2000人、実験では「コントロール・グループ」と呼ぶ2000人は、月に50ドルを受け取る、というもの。

 

最終的に求めるのは、「無条件でお金を受け取った人のクオリティ・オブ・ライフと仕事へのモチベーションはどうなるのか?」ということ。たしかに興味深いよね。

 

現代社会の格差は、思っているよりも厳しい。さらにAI等の進化によって、大勢の人が将来に仕事を奪われるのは確実視されている。だからUBIの支持者は、人々を貧困から救い、生活水準を底上げし、より大きな繁栄を生み出すと主張している。

 

一方で懐疑派は、仕事を通じて収入を得ている人から、仕事へのモチベーションを奪ってしまうと反論している。どちらの意見も理解できる。だからこそ5年という歳月をかけて、実際に人々がどのような意識状態になるのか実験をする必要があるのだろう。

 

ボクはUBIを支持している。今の日本の若い世代なら、比較的容易に受け入れることができると思う。なぜなら団塊の世代のように、終身雇用制度のど真ん中で、仕事だけを生きがいにしてきたわけじゃないから。プライベートな人生の楽しみ方を知っている人は多いはず。

 

だから最低限の収入が保証されることで、本当に自分がやりたいことをやっていくだろう。自分の生きた証をこの世界に残したいと思っている人は、じっとしていられないはず。そんな人のモチベーションなんて、放っておいても湧き上がってくる。

 

その一方で、最低限の収入で遊んで暮らす人も出てくるだろう。だけどそれはそれでいいと思う。やりたいことが見つからない人は、その気になるまで遊んでいればいい。そうしてやりたいことをやっているうちに、熱中するものを見つけられるだろう。

 

少なくともUBIが実施されることで、生きるためにやりたくない仕事を我慢するという生き方は、過去のものになっていくと想像している。逆にそうでなければ、やる意味がない。この大規模な実験結果によって、どのような答えが出るのか楽しみ。

 

日本ではホリエモンこと堀江貴文さんも、BIの実験を自分のサロンで始めておられる。そうした民間の協力によって、UBIの社会効果が明らかになってくるだろう。きっとうまくいく、とボクは思っている。

 

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コメント (7件)

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  1. 迷い迷い人間さんへ

    話が飛躍していますね。
    あなたは、芸能人の人が売れて欲しいわけでしょう?

    だったらその人がやるしかないですよ!
    もしあなたが関わるなら、わたしが書いたように、あなたがその人を売り込むしかありません。

    わたしが言っているのは、他人のやる気に影響を与えることはできても、最終的にやろうと決めるのは本人だと言うことです。
    それは、だれにも介入できません。

    北朝鮮問題等の社会情勢は、特定の個人の問題ではなく、大勢の人の合意が求められるものです。わたしたちも、当事者の一部なのですから、変えるためにできることはあります。

    だけど芸能界で売れたいと思うのは、その人の個人的問題です。
    そして、売れてほしいと思うのは、あなたの個人的問題です。
    それぞれに、自分で解決するしかないことだと思いますよ。

  2. そもそも他人の状況を救う方法がないんだったら、
    一体、誰がどうやって北朝鮮問題などを
    解決すればいいんでしょうかね?

    結局は「自分が変われば世界も変わる」
    と言われるように、
    自分の意識が変われば世界も他人の状況も変わる
    ということではないのでしょうか?

  3. ホ・オポノポノって知ってますか?
    あれらの方法なら
    他人の問題も解決できると聞きますが、
    あれらはまるっきり嘘なんですかねえ?

    そもそも現実は幻だと言いますし、
    他人を作ってるのも自分の意識ではないんでしょうか?

  4. 迷い迷い人間さんへ

    あなたがそれほど親身になって心配されているなんて、その芸能人の方は幸せな人ですね。
    だけどその人の人生は、その人のものです。
    あなたがどれだけ世界を変えようとしても、その人自身が変わろうとしなければ同じです。

    芸能界は努力よりも、結果が求められる世界です。
    だから大手事務所が力を持っていようと、文句を言わせないほど圧倒する結果を出すしかありません。
    でもそれはその芸能人の人の人生であって、あなたの人生ではありません。
    どうしようもないことです。

    過去を変えることで『今』をちがった世界にしようとするのは、時間の概念にとらわれている錯覚です。
    過去に起きた事実を変えることができなくても、その解釈を変えることは可能です。
    つまり過去や未来を変えようと思えば、『今』を変えるしかありません。
    この世界には永遠の『今』が存在しているだけで、過去や未来というのは幻想です。
    過去の出来事を変えようと思っている限り、『今』の状況は永遠に変わらないと思います。

    どちらにしてもその芸能人の人が、心から『今』を変えたいと思うかどうかです。
    それはどれだけあなたが頑張っても、どうしようもないことです。
    もしあなたにできることがあるとしたら、芸能事務所を設立してその人を売り出すしかありません。
    それくらいの覚悟がないと、他人の人生に影響を与えることはできないと思います。

    チャネリングのメッセージなんて、参考程度にして信用しないでください。それはわたしがここで書いていることも同様です(笑)
    答えは自分の内側にしかありません。自分の外側に答えを求めようとしても、永遠に悩み続けることになります。
    自分の『真我』の声を聞くようにしてみてください。
    そして、すぐに感じたことを行動してください。

    もしそれが『真我』の声ではなく『エゴ』の声であったら、体験として理解できます。
    それを繰り返すことで、『真我』の声を聞き分けられるようになります。
    自分の心に聞く、そして行動する。それが人生のあり方です。
    他人が出すメッセージは、参考にしてもいいですが、決してそれに依存しないことです。

  5. そらさん、返信ありがとうございます。

    こんなことを考えると言うことは
    今の現実から逃げようとしている。
    その通りです。

    私が今の現実を好きになれない理由というのは主に昨今の芸能界の情勢にあります。
    何が気に食わないのかと言うと、
    好きな芸能人の仕事がいまいち上手く行っていないことと
    特定の大手事務所の人たちばかりに勢力が偏りすぎているという点にあります。

    他人のこととは言え、こんな状況を見るたび、とても不愉快な気分になります。

    なのでもっと自分の好きな芸能人の仕事が順調で、
    事務所間の格差もなくなった世界で過ごしたいと常々思っているのです。
    そのためには単に今の状態から未来を変えるだけではだいぶ時間がかかりそうで、なかなか難しそうなので
    過去の歴史から変えたいと思った次第です。

    過去は変わらないにしても、
    とりあえず上記のような理不尽な状況が改善された世界になれば
    それでいいわけですが、
    この現実は夢と同じで全て自分の内面が投影されたものだという説がありますけど、
    上記のような理想の現実に移行するには
    結局どうすればいいんでしょうかね?

    また、いろんな異なる内容のチャネリングメッセージのどれが正しいのか?ということはどう判断すればいいのか大体わかりますか?

  6. 迷い迷い人間さん、コメントありがとうございます♪

    質問の答えから先に書きますと、そのような過去に質問をしたことはありませんし、しようとも思いません。
    小説では題材として取り上げると思いますけれどね(笑)

    歴史上の人物がどのような人だったか、あるいは未来はどうなっているか、ということに対する好奇心はあります。
    だけど、その世界へ実際に行こうなんて思いません。

    なぜなら自分が『今』この世界に存在しているからです。

    すべてはひとつですから、別の時間枠での誰かの体験は、究極的にはいずれ自分の意識と同化します。
    だからその世界のことは、その世界の人に任せておけばいいと考えています。
    わたしがもっとも集中するべきことは、『今』のこの世界で全力を尽くして生きることです。

    だから別の時世や異世界に行きたい、という質問が自分の心に浮かんだ場合、わたしは自分を強く戒めます。
    それは『今』目の前にある現実の出来事から逃げようとしているからです。
    他の次元に行きたいと思うことは、現実逃避の兆候だと思って自分に警告を出すようにしています。

    だからわたしはこのような質問を抱くこともありませんし、チャネリングで可能だと言った人や、不可能だと言った人の意見にもまったく興味がありません。
    そんなことを判断する時間があるのなら、『今』を生きることに費やしたいと思っています。

  7. そらさんこんにちは。

    そらさんならタイムスリップや異世界やチャネリングなどの話にもきっと少なからず興味がおありなんじゃないかと思うので質問させてください。

    私はこの世界において、タイムスリップや異世界移動などのぶっ飛んだ願望を叶えたいと本気で思っているので(それも幽体離脱など一時的なものではなく
    普通のありきたりな願望と同じように
    ずっとその異世界に居続けられる形で叶うことを望んでいます。)、
    実際こういうことが可能なのかどうかを
    チャネリングを通して高次元の存在に質問してみたのです。
    別の人に二度チャネリングで質問してみたのですが、
    一方は可能だと言い
    もう一方には不可能だと言われました。

    このように全く逆のことを言う2つのチャネリングメッセージがあった場合、
    一体どっちが正解なのか
    どのように判断したらいいのでしょうかね?

    また、そらさんは体外離脱において
    ガイドにこれと同じことは質問したことがありますか?
    とすると、そこでは何と言われましたかね?


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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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