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高羽そらさんインタビュー

ダメと言われるとやりたくなる

人間はどこか天邪鬼なところがあって、ダメと言われることをやりたくなってしまう。

 

ボクなんかその典型的なタイプ。中学3年生から1日に2箱ほどタバコを吸っていたのに、成人してからピタッとやめた。ダメだと言われるとやってみたくなり、いいよと言われるとその気がなくなる。いまもその気質が残っていると思うw

 

そんな人間の特質をうまく利用して、フェイクニュースの拡散を防ごうとするゲームが登場した。

 

ゲームをプレイするだけで「フェイクニュースのワクチン」を接種できることが判明

 

フェイクニュースと知らずに拡散することで、デマを広げたり誰かの心を傷つけてしまうことがある。気をつけようと意識しているつもりでも、ネットの記事を信じて鵜呑みにしてしまう。ダメなことはわかっているのに、やってはいけないと思うのに、つい流れに乗せられるのが人間。

 

そこでケンブリッジ大学の研究者がこの問題を解決するため、新しいゲームを考えた。それはフェイクニュースを拡散するというもの。「フェイクニュースを拡散しまくることで業界トップを目指す」というコンセプトのゲームで、ゲームの世界であえてタブーを破ってみようという発想。

 

記事によると、『この研究の背景には心理学者が「接種理論」と呼ぶ考えが存在しており、生物学的なワクチンと同様に、フェイクニュースについての弱いバージョンに触れることで、フェイスニュースにだまされにくくなると予想されていました』とのこと。

 

なるほどね。ワクチンは目的とする弱いウィルスに感染させることで免疫を作るもの。これを人間心理に応用したものらしい。フェイクニュースがどのように作られ、どうして拡散していくかを仮想体験することで、それに対抗する意識を育てようというものらしい。

 

そして実際に効果が認められている。このゲームをわずか15分プレーするだけで、フェイクニュースに対する信頼性が21パーセントも減ったのに、真実のニュースに対する信頼性は低下しなかった。つまりワクチンと同じ免疫効果が出ているということ。

 

人間の心理って面白いよね。これは子供に対する教育にも応用できそうな気がする。頭ごなしにダメだと押し付けるより、そのことが本当にダメだと実感できるよう、シミュレーションさせるほうがいいのかも。VRを併用すれば、さらに効果的かもしれない。ちょっとやってみたくなるゲームだなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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