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高羽そらさんインタビュー

笑えるけれど、笑えない研究

技術革新は、戦争兵器や諜報活動の開発によって成されることが多い。それらを一般向けにシフトダウンしたものが、ボクたちの日常生活で活用されている。

 

だから『007』や『ミッション・インポッシブル』の登場人物たちが使うアイテムは、これからの未来を先取りしたものであることが多い。フィクションの世界でさえそう感じるんだから、本当のスパイが使っているものは最新の技術が反映されていると想像する。

 

そんな諜報活動に役立つ研究が進められていて、その記事を読んだボクはつい笑ってしまった。まったく実用的でないから。だけどしばらく考えると、笑い事ではないと感じるようになった。

 

新たな盗聴の手段として「電球の振動」から音声を復元する技術が報告される

 

タイトルに惹かれた記事。たしかに最新の技術が応用されている。25メートルも離れた場所から、電球の振動によって部屋の音声を復元することに成功したという内容。費用も10万円程度しかかからないそう。

 

望遠鏡の先端にセンサーが付けられていて、電球の振動をとらえる。それをPCで音として再現できた。数百ミクロンの振動さキャッチできるセンサーだそうで、部屋のなかでかけられていた音楽が完璧に再生されている。

 

おぉ、すごいなぁ、と思いつつ、くわしく読んだら笑ってしまった。研究報告によると、吊り下げられた電球でしか音は再現できなかったとのこと。それも音楽を大音量で流さなければいけない。

 

いまどきコードのぶら下がった電球のある部屋を探すほうが難しい。実用化できたとしても、何の役にも立たないだろう。あまりにアナログ的な結論に、失笑するしかなかった。

 

だけどよく考えてみれば、本気で諜報活動に利用できるような技術を一般に公開するわけがない。つまりぶら下がった電球を見せつけることで、本当のことを隠しているんではないだろうか、と疑り深いボクは思ってしまったwww

 

数百ミクロンの振動をキャッチして音声を再現するシステムはすごい。だけど裸電球という超アナログ仕様に意識が向いてしまう。もしかしたらそれは意図的なことではないだろうか?

 

本当はガラスの振動や、空気の流れをセンサーでつかまえることで、その部屋の音声を再現することが可能になっているかも。ここまでのセンサーを作っているんだから、それぐらいのことをやっていそうな気がする。そう考えてしまうと、もはや笑えない。盗聴の概念が大きく変わる技術になると思う。

 

真相はわからないけれど、そうした闇の部分で新しい技術が開発されているはず。だから少なくとも著名人や企業の重要な情報を握っている人は、自分のプライベートなんて存在しないと思っておくべきだと思う。ボクのような一般人はどうでもいいけれどね〜!

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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