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高羽そらさんインタビュー

猫は省エネの達人

犬とも猫とも暮らしたことがあるので、両者のちがいがなんとなくわかる。それぞれに可愛さがあって比較できないけれど、犬と猫は基本的な発想がまったく異なる生き物だと思う。

 

イヌ科の動物は群れで獲物を狙う。仲間と協力することで獲物を追い詰める。それゆえ群れの調和を維持しようという傾向が強い。これは飼い犬でも同じで、一緒に暮らしている家族に対する仲間意識は高い。常に行動を共にして、喜びも悲しみも分かち合おうという空気感を持っている。

 

ところが猫は正反対。単独で狩をする動物なので、徹底的に個人主義を貫いている。子育てをしている親猫はちがうけれど、大人のネコ科動物は基本的に自分さえ良ければいいという利己主義に徹している。それがまた飼い猫になると、可愛いと感じる要素になってくる。不思議なもんだよね。

 

大雑把に見て感じるのは、犬はマメで無駄を惜しまないような気がする。飼い主が声をかければ、どんな状況でもそれに応じようとする。常に飼い主の歩調に合わせて楽しもうという空気が伝わってくる。

 

だけど猫はまったくちがう。飼い主が声をかけても、その気じゃないときは無視する。何か用事があって飼い主の近くと通るときも、触られたくないときは手の届かない範囲を遠回りする。逆にこちらがどれだけ忙しそうにしていても、まったく無視して甘えさせると執拗に要求してくる。

 

さらに猫で感じるのは、無駄を嫌うということ。どれだけ横着できるかに神経を使っているように見える。オヤツをあげるフリをしても、嘘は絶対に見破られる。本気でないことがわかると、期待をしていても無駄に動かない。かなり省エネを意識している。

 

それは単独で狩をする習性があるからだろう。エネルギーを有効利用しないと、獲物をゲットできない。休めるときは休み、効率よく動いで食物を確保しようとする、基本的にそういう本能を持っているので、飼い猫になると野生猫にない特質が出てくるらしい。

 

「ネコの脳は小さくなってきている」と研究で明らかに

 

ウイーン大学の研究者によると、野生のネコ科動物に比べて、飼い猫の脳が小さくなっていることがわかった。これは犬や馬のように家畜化された動物にも見られる現象らしい。特に猫の場合にその傾向が顕著に出ているそう。

 

猫の脳の縮小は、外的ストレスで興奮する機会が減少することや、エサを簡単に得られるようになることなどが原因だと考えられている。これは本当にそのとおりだと思う。飼い猫は無駄を省いた生活を心がけているうち、脳の余計な分野を断捨離していったにちがいない。猫ならやりそうなことだよなぁwww

 

でも脳が小さくなったからといって、頭が悪くなったというわけじゃないと思う。むしろ余計な部分が省かれて、効率化しているんじゃないだろうか。人間は猫を見習わないと、ストレスを溜めるばかりで脳が逆に肥大化していくかもしれないね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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