高羽そらさんインタビュー

成功に必要な『何か』とは?

ボクはエンタメ世界が大好き。特にコンサートや芝居等の、観客を前にしたパフォーマンスを心から愛している。ステージに立つアーティストも人間なら、客席で見ているのも人間。だから想像を超える化学反応のようなことが起きて、同じ内容なのに公演日によってまったくちがう感動を引き起こすことがある。

 

ボクは京都の祇園町で働いていたとき、そんなステージの裏側を観察してきた。日本舞踊の公演において、ステージを作り上げるのは芸舞妓さんだけじゃない。大道具の人たち、照明の技術者、姿を隠して笛や太鼓を演奏する影囃子の人たち等の協力があって成り立っている。

 

これはどのようなステージでも同じ。バックを支えてくれる人たちがいるから、メインキャストはスポットライトを浴びることができる。そんなバックの存在として、ボクが以前から感心している人たちがいる。それは洋楽アーティストのバックコーラスの人たち。

 

ライブに参加したり、あるいはライブビデオを見ていると、バックコーラスの人たちの歌唱力の高さに驚くことがある。もちろんセンターに立つ人たちではないので、あくまでもスターを支えている存在。だけど著名なアーティストが依頼するだけあって、その実力はソロ歌手として十分にやっていける力量を持っている人たちばかり。

 

そんなバックコーラスの女性たちにフォーカスしたドキュメント映画を観た。

 

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2022年 映画#2

『バックコーラスの歌姫たち』(原題:20 Feet from Stardom)という2013年のアメリカのドキュメント映画。登場するほとんどが黒人の女性歌手で、ゴスペル出身の人が多い。とにかくこの映画を見たらマジで驚くよ。超絶にレベルが高い彼女たちの歌唱力を見せつけられるから。感動で心が震えた。

 

ティナ・ターナー、レイ・チャールズ、スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、ローリング・ストーンズ等のバックコーラスを務めてきた人たちで、それぞれに興味深い経歴を持っている。

 

ダーレン・ラヴという人は、クリスタルズというコーラスグループの影武者を務めた。作家で言えばゴーストライターのようなもの。ところがその曲が全米1位になってしまう。自分の声なのに誰も彼女のことを知らない。クレジットに名前を乗せる約束だったのに、騙されたことで当時は怒り狂ったそう。

 

ジュディス・ヒルという人は、バックコーラスの実力が認められた。それでマイケル・ジャクソンとのデュエット曲が決まり、ツアーに帯同してソロ歌手として華々しくデビューするはずだった。だけどマイケルの急死でツアーは中止。結局チャンスを逃すことになった。

 

リサ・フィッシャーはローリング・ストーンズのバックコーラスをしていたが、最終的にソロデビューしてグラミー賞を受賞している。この映画に登場する女性たちは、実力はソロ歌手に負けず劣らずの人ばかり。だからチャンスをもらってソロデビューしたけれど、結局は売れなくてコーラスに戻っている人もいる。

 

インタビューの中でスティングがコメントしている。『売れる』というのは実力だけではどうしようもないものがあるとのこと。簡単にいえば『運』のようなもので、その実態はつかめない。実力があるからといって、『売れる』わけじゃない。これは他のエンタメ世界でも言えることだと思う。

 

映画でコメントをしているのはスティング以外に、ミック・ジャガー、ブルース・スプリングティーン、スティビー・ワンダー、ベット・ミドラー、シェリル・クロウというようなそうそうたるアーティストたち。それ以外にも映像ではデヴィッド・ボウイやジョージ・ハリソン等も登場している。

 

だけどこの映画でスポットライトが当たっているのは、タイトル通りにバックコーラスの歌姫たち。様々な人生だったけれど、高齢となった彼女たちが口をそろえて言っていたことがある。それは音楽を心から愛しているということ。最終的にはそこに尽きるのかも。

 

彼女たちの素晴らしいバックコーラスがあったからこそ、スターたちは観客の声援を浴びることができたんだろう。とても心に響く素敵なドキュメント映画だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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