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高羽そらさんインタビュー

臨死体験が解明されつつある

お盆のせいか、朝食を取りながら、妻と亡くなった人の思い出を語り合っていた。特に意識していたわけじゃないけれど、不思議とそんな会話になってしまう。

 

『死』という現象は、さまざまなことを考えさせてくれる。ボクが興味を持っているのは、死の瞬間にどのようなことを経験するかということ。おそらくかなり主観的な体験だと思う。だからボクの死は、ボクだけの特別なものなんだろう。

 

だけど科学者たちはそんな死の謎について本気で研究している。まれにだけれど、臨死体験を語る人があるから。臨死体験に関するこれまでの見解は、心肺停止をしたことによる幻想だというのが一般的。だた体験者に共通事項があることから、研究が続けられてきた。

 

最新の研究では、臨死体験に関して理解が進んでいるらしい。

 

死んだ直後、自分が死んだことがわかる。臨死体験に関する研究で明らかになったこと

 

一時的に死を宣告された人が生還した場合、その具体的な体験に関する普遍的な解釈はまだ明確になっていない。だけど科学的なアプローチにより、臨死体験者の脳で何が起きているのかはわかってきた。

 

リンク先の記事によると、死ぬ直前、脳の中に大量の電気サージが流れ込むことがわかった。この異様な神経活動が、臨死体験に共通する白いトンネルではと推測されている。

 

さらに心肺停止しても、2秒から20秒は意識が残っていることもわかった。この時間なら、酸素がなくても大脳皮質が持ちこたえているということ。だから死を宣告された直後に、自分が処置されている記憶が残っていても不思議ではないらしい。

 

大脳皮質からの脳波を計測すると、死後に人間の思考機能が完全に停止するのに数時間かかることもあるそう。もしその状況で生還すれば、何かを体験していても不思議じゃないと思う。

 

さらにもっと先の段階として、実際に死んだときに脳がどのようなことを経験するかも検証されている。

 

死の直前、人は本当に一生を回想する? 「その瞬間」に脳がすること

 

よく言われていることに、人間が死の瞬間に人生の全てを走馬灯のように経験するというものがある。実際にそのようなことが起きている可能性があるらしい。てんかん患者が亡くなるとき、脳波を測定していたことで偶然に得られたデータでわかった。

 

リンク先の記事によると、「心臓が動かなくなる直前と直後で、特定の帯域の神経振動、いわゆるガンマ振動だけでなく、デルタ、シータ、アルファ、ベータ振動などの他の振動にも変化が見られました。」 と書かれている。

 

ガンマ振動とは、集中、夢想、瞑想、記憶想起、情報処理、意識的知覚などの複雑な認知タスクに関与しているらしい。それ以外の脳波も同時に反応していることによって、研究者はこう推測している。

 

「脳は、記憶想起に関与する振動の生成を通じて、臨死体験で報告されるようなフラッシュバックを行っているのかもしれない」

 

死亡判定される前後、最初の記事のように脳における大量の電気サージや、後の記事のように脳波が普通でない活動状況を示している。もしかしたら昔から言われているように、死の直後には自分の人生の全てを追体験しているのかもしれないなぁ。

 

まぁ、こればかりは実際には死んでみないとわからない。でも死んでから強制的に人生を回想させられるとしたら、嫌なことより良いことの多い方がいい。とりあえず楽しいことや幸せなことが、全体の経験の過半数になるように残りの人生を過ごせたらいいなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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