バッテリー切れでも電車に乗れる
普段は列車に乗ることがないので意識しないけれど、昨年の東京出張時にはiPhoneのApple Payとアプリ決済はマジで役に立った。新幹線のチケットに関してだけは、旅行代理店で入手した。でも初日に自宅を出るタクシーから、翌日の夜に自宅まで戻ってきたタクシーまで、全てiPhoneで決済できた。
特に慣れない東京都内でJRや地下鉄を乗り継ぐ時、iPhoneのウォレットに登録しているモバイルICOCAのおかげで本当に助かった。自動改札でiPhoneをかざすだけで通過できるので楽ちん。自動券売機で行き先を確かめてチケットを購入していた時代が信じられない。
ところがちょっと心配なのがスマートフォンのバッテリー切れ。もし列車の乗車中にバッテリーが切れたらどうなるのだろう？
「モバイルSuica／PASMO」の誤解を解説 バッテリー切れだと使えない？ クレカなしだと定期を買えない？
リンク先の記事はモバイルSuica等について書かれた記事。ボクが暮らす関西だとモバイルICOCAになる。スマートフォンに登録することで便利なモバイルSuicaやモバイルICOCA。それらの機能に関する誤解を解説したのがリンク先の記事。
この記事の中に、モバイルSuica等がバッテリー切れになった場合のことについて書かれていた。結論から言えば、スマートフォンメーカーはそうした事態を想定している。
Androidに関しては、バッテリー切れで電源を強制的に切る際、おサイフケータイの最小限機能（カードの読み書き）ができる程度のバッテリー容量を残しているそう。だからしばらくは使える。
もっと素晴らしいのはiPhone。「予備電力機能付きエクスプレスモード」という機能が装備されているそう。それがどのようなものか記事から抜粋してみよう。
『この機能はバッテリー切れが近づくとiOSをシャットダウンする一方で、「エクスプレスカード」を最長5時間利用できるようにするというもので、同機能に対応しているエクスプレスカードを設定すれば自動的に有効化されます。「設定→ウォレット と Apple Pay→エクスプレスカード」で、よく使うモバイルSuica／モバイルPASMOがエクスプレスカードに設定されているかどうか確認しましょう。ただし、自分でiPhoneの電源をオフにした場合は本機能を使えません』
バッテリー切れが近づいてシャットダウンされても、なんと５時間もモバイルSuica等が使える。新幹線なら大阪から東京間は余裕。iPhone11以降の機種限定みたいだけれど。そこでボクのiPhoneをチェックしてみた。
意識していなかったけれど、ボクのモバイルICOCAは「エクスプレスカード」に登録されていた。だからバッテリーが切れても、5時間はモバイルICOCAを使うことができる。やっぱ携帯メーカーもいろいろと考えているんだね。便利な時代になったよなぁ。
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