物語を支える音楽パワー
まだ3週目に入ったところだけれど、NHKの『虎に翼』は本当に面白い。主人公の寅子を演じる伊藤沙莉さんのテンポのいい軽快な演技に見入ってしまう。戦争前の時代背景もうまく描かれていて、この先どうなっていくのかワクワクしている。
そしてこのドラマの主題歌がとてもいい。米津玄師さんの『さよーならまたいつか!』という曲がドラマの雰囲気を盛り上げてくれる。この曲を耳にするだけで、ドラマが観る心構えが整う。ということでこの曲のフルバージョンが聴きたくなったのでリンクを貼っていこう。
音楽というものは想像を超えるパワーを持っている。ボクがミュージカル映画を観るだけで泣いてしまうのは、そのパワーに心がビンビンと刺激されるからだと思う。少し前に観たばかりなのに、もう一度観たくなった最高のミュージカル映画がある。
2024年 映画#70
『グレイテスト・ショーマン』(原題: The Greatest Showman)という2017年のアメリカ映画。主演はヒュー・ジャックマンだけれど、2回目の今回はあえてザック・エフロンとゼンデイヤのツーショットを選んだ。というのはザック・エフロンを観ると、あるミュージカル映画を思い出すから。
ザック・エフロンの代表作といえば『ハイスクール・ミュージカル』になる。ボクはこのシリーズが大好きで何度か観ている。でも思い出したのは『ヘアスプレー』というこれまたボクの大好きなミュージカル映画。この作品でリンクを演じたザック・エフロンは本当に素敵だった。
この『ヘアスプレー』と『グレイテスト・ショーマン』には共通点があると思う。どちらも楽しくて素敵な音楽を満喫できる作品。でもとても大きな問題を扱っている。
『ヘアスプレー』のテーマとなっているのは人種差別。そして『グレイテスト・ショーマン』が扱っているのはマイノリティの人たちへの差別。扱っているテーマは違っていても、音楽を通じて差別が無意味であることを訴えている。
ユニークなのはザック・エフロンが、どちらの作品でも差別されている人の心寄り添っているということ。この映画ではマイノリティを守るフィリップという役だけれど、『ヘアースプレー』では黒人差別に立ち上がったリンクという役どころ。もしかしたらフィリップのキャストを決める際、『ヘアスプレー』でのリンクの役が参照されたのかもね
2度観たけれど、本当に楽しくて、感動の涙を思い切り流せる素敵な作品だった。きっとまた近いうちに観たくなるだろうなぁ。
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