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高羽そらさんインタビュー

わたしの不思議体験 Vol.25

タイムマシンがあると想像してください。例えばある財布を買ったとします。AがいいかBがいいか迷いましたが、最終的にAを買ったとします。

でもやっぱりBのほうがいいように思ったとすれば、タイムマシンで買い替えに行くことができます。時間をさかのぼって、Bを購入すればいいわけです。

しかしその瞬間、自分がAを持っていた記憶は消えます。タイムマシンがあれば、原因と結果という時間の因果関係は崩れます。未来が過去の出来事の原因になるということが起こり得るのです。

卵が先か鶏が先か、というお話ですね。今日はそんなタイムトラベルの話題です。

妻と交際している頃のことです。妻がリアルな夢の話をしてくれました。明晰夢のような夢だと思います。

10代の頃の私に会いたいなぁ、と思いながら眠りについたそうです。気がつくとある家の前に立っていました。

全く同じ家が2軒並んでいます。向かって右側の家が、私の住んでいる家だと感じたそうです。妻はその家の道路を挟んだ、ちょうど正面にある電柱に隠れるようにして見ていました。

すると中学校の制服を着た私が家から飛び出してきました。季節は夏のようで、玄関を出た私は西の方角へ向かって走り出そうとしていました。声をかけたいと思ったそうですが、どう声をかけていいのかわかりません。まさか自分が未来の恋人だと言うわけにもいきませんからね。

とっさにお腹が痛くなったようなふりで、道路にうずくまったとのこと。

するとそれに気づいた私が近づいてきました。

「大丈夫ですか?」と中学生の私が言いました。

「えぇ、大丈夫です」

妻がそう答えると、私はそのまま走り去ったそうです。そんな夢でした。

私はこの話を聞いた時、飛び上がるように驚きました。妻はその当時、私の実家を全く知りません。京都の山科ということくらいは話していたと思います。

ところがその実家の様子と妻の夢は完全に一致していました。交際していた当時、私の実家と隣の家は互いに改築を重ねているので、全く別の家にしか見えません。しかし同じ業者が建て売りで販売した住宅ですので、私が中学生当時には全く同じ2軒の家が並んでいたのです!

さらに驚いたのが電柱です。確かに中学生当時は家の向かい側に電柱がありました。しかし妻と交際していた当時はありません。電線の地中化工事が施工されていて、電柱は撤去されました。

つまり妻の夢の世界は、妻が知るはずのない中学生時代の私の実家の様子そのままだったのです!

さらに、さらに、それ以上に驚くことがあります。

私は中学生の時、水泳部に所属していました。夏休みはほぼ毎日練習です。

ある夏の日、練習に遅刻しそうになって家を飛び出しました。慌てて中学校に向かって走り出そうとした時、家の前の電柱でうずくまっている若い女性がいました。あわてて駆け寄って声をかけました。

「大丈夫ですか?」

「えぇ、大丈夫です」

私が妻の夢の話を聞いた時、どれほど驚いたか想像していただけるでしょうか?

卵が先か鶏が先か? とても不思議な体験でした〜〜!

『夢で会える 体外離脱入門』は在庫僅少ですので、お求めの方はハート出版さんや書店に問い合わせてください。Amazonでの注文はこちらです。

『ゼロの物語』3部作は電子書籍のみの販売となりますので、こちらのホームページから販売サイトに行ってくださいね。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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