SOLA TODAY Vol.183
本格的な春になると、5年に1度の運転免許更新がやってくる。免許証は必要だから、それほど面倒だとは思っていない。
でもその免許更新にあたって、かなり面倒なことがある。
それはメガネ。
ボクは高校生のころから近視でメガネが手放せない。それも年齢を重ねるごとに、近視がひどくなっている。さらに7〜8年ほど前から老眼が進み、乱視も加わって三重苦状態になっている。
5年前に初めて遠近両用メガネを作り、今もそれを使ってブログを書いている。もう一つ近視だけを矯正するメガネもあるが、本を読んだりパソコンで仕事をするのは無理。
もっと目に優しい生活をすれば近視を進めないようにできるかもしれないけれど、そんなことにかまっていられない。1冊でも多く本を読みたいし、1文字でも多く文章を書きたい。必然的に目に負担をかける生活が続いて近視が進むので、免許更新のたびに新しいメガネが必要になる。
でも同じ悩みを抱えている人は世界中にいるようで、こんなメガネが開発されている。
馬鹿げた見た目の “スマートグラス” がどんな視力も調整する
このメガネさえあれば、遠近両用メガネも老眼鏡も必要ない。近視や老眼が進んでも対応してくれる。自分の現在の目の状況に応じて、自動的に調整してくれるメガネらしい。
ユタ大学の研究者が開発中だが、レンズは使われていない。二枚の膜にはさまれたグリセリンが変形することで、このスマートグラスと目の焦点距離を変えることができる。
その膜を動かすためのセンサーが取り付けられていて、そのデータをもとに変形具合を決める。その調整に必要な時間は1000分の14秒で、まばたき1回よりも早い。おそらく調整していることを人間は感じないのではないだろうか?
スマホのアプリと連携できるので、使っている人の視力を登録すれば自動調節が可能。これだったら一度つけたら何も考えなくてもいい。視力に悩んでいる人にとっては、理想的なメガネだと思う。
3年以内の製品化を目指すようだけれど、課題はいくつかある。センサーの取り付け位置の関係で、対象物に焦点を合わせるためには、顔をその方向に向けなければいけないらしい。視野の端にあるものを検知できないから。
そのあたりはセンサーが進化することで対応できるだろうけれど、このスマートグラスにはもっと致命的な欠陥がある。
それは、超ダサい外見〜〜!
どれだけ便利でも、こんなダサいメガネは絶対つけたくない。この記事のリンク先を見てもらえば、ボクの言っていることがわかると思うwww
そのあたりは開発者たちも理解しているようで、外見も含めて開発が進められるらしい。もしかしたら5年後の免許更新のときには、このようなメガネが実用化されているかもしれないね。
とりあえず現状ではどうしようもないので、来月になったら新しいメガネを作らなくては。面倒だけれど、仕方ないなぁ。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
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