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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.890

働き方改革が議論されるようになって久しい。日本の現状を考えたら、法的なバックアップは必要だと思う。その結果、社会が働き方の多様性を容認してくれるようになればベストだよね。

 

働き方に王道なんてない。そのことを経営者も労働者も認識することが大切。高度経済成長のときのように、大企業の正社員になって終身雇用されることが最良だという時代は終わった。もっとも大切なのは、各個人がどのような環境ならベストパフォーマンスを出せるかを自覚することだと思う。

 

そして行政は個人の多様性に対応した、柔軟な法整備を整えるべきだろう。極端な例だけれど、一般的にブラックと呼ばれる環境でやりがいを感じ、自分を生かせる人だっているかもしれない。それを絶対的に阻止するような法律は、本当の意味で多様性を認めているとは言えないと思う。

 

働き方の多様性について理解できる、とても素敵な記事を読んだ。素晴らしい文章なので、大勢の人に読んで欲しい。

 

あのとき、夫に正社員を押しつけた。私の中の「はたらく差別」

 

著者の夫はフリーランスのシステムエンジニアをされている。正社員でないことを夫は少し気にかけていたようで、妻に対して申しわけない的な言葉を発することがあった。でも著者はそれほど気にしていない、つもりだった……。

 

娘が1歳になったある日、大企業から夫にオファーがあった。正社員になって専属で働いてほしい、とのこと。夫はどうしようかと悩んでいたけれど、著者はぜひ受けるべきだと勧めた。自分も正社員として働いていたから、そのメリットを夫に必死で訴えた。

 

それで面接を受けることになったけれど、日に日に夫の様子が変化したらしい。それまで明るくで輝いていた夫から、徐々に光が消えていった。大好きな食べ物を用意しても、どこかうわのそら。そんな夫を見て、ようやく著者は重要なことをわかっていなかったことに気がついたそう。

 

『夫が考えているのは働く張本人である「夫の不安」であり、私の頭をしめていたのは「妻の安心」であった』

 

著者の夫は、フリーランスでいることによってベストパフォーマンスを出せる人なんだろうね。決まった時間に出社して拘束されることに、強烈な不安を覚えていたんだと思う。正社員であることに『安定』を感じる人もあれば、『不安』にさいなまれる人もいるということ。

 

この記事を読めば、働き方の多様性について深い洞察を得ることができる。心地いい働き方は人それぞれであって、絶対的な正解なんてない。そう確信させてもらえる素晴らしい記事だった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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