病気なのを直視する日
見た目が元気で行動が活発だと、大変な病気だということをつい忘れてしまう。だから定期的に病気であることを直視することは大切。
病気なのはボクじゃなくて、我が家の老猫のミューナ。昨年の11月に食事が喉を通らなくなり、慢性腎不全と診断された。決して治癒することのない病気で、可能な限り延命措置を取っていくしかない。
今日はそんなミューナの定期検診の日。前回が今年の2月15日(月)だった。お薬も180日分を処方してもらっていたので、残り少なくなっている。本当は来週でもいいんだけれど、梅雨っぽい天気になりそうなので晴れが確定している今日行くことにした。
昨年の暮れは1日置きに通院していたのに、3ヶ月ぶりに行くとマジで疲れた。神経を使うのでヘトヘト。おそらくミューナも同じだろう。いまはアドレナリンが出ているので、ウロウロと部屋中を歩き回っているけれどね。
いつもはグッスリと昼寝している時間なのに、こんな風に目がらんらんとしているwww
さて診察の結果。最高にうれしいのは体重が増えたこと。昨年の11月には3.5キロを切るほどで、見た目にもガリガリ。だけど点滴と薬で食欲が戻り、前回の2月の定期検査のときには3.8キロまで戻った。
そして今日の体重。なんと4.2キロまで復活〜〜〜〜!
主治医の先生によると、この子の体型だと4.5キロくらいがベストらしい。だからほぼ正常な体重に戻ったということ。腎臓病用の療法食だけれど、毎日よく食べてくれるからね。そして血液検査。まずは正常値から。
BUN(尿素窒素):正常値は13.1〜29.5
Cre(クレチアニン):正常値は0.9〜2.1
前回の2月15日は、BUNは48、Creは3.3という結果だった。ちなみに昨年の11月はBUNは128、Creは9.2という恐ろしい数字。
そして今日の検査。BUNは46、Creは3.6というもの。正常値にはなっていないけれど、どうにか現状維持できているとのこと。上昇したように見えるけれど、これは検査による誤差範囲のことなので、ほぼ同じだと判断できるそう。
実をいうと、もっと下がることを期待していた。とにかく食欲はあるし、最近は遊びに誘うようになった。とにかく元気で走り回っているので、重篤な病気だということを忘れてしまう。奇跡が起きて治癒しているのでは、と心のどこかで思っていた。
でも結果を見て目が覚めた。やっぱりミューナは病気なんだ、
主治医の先生曰く、「薬が効いて、どうにか現状維持できている状態」とのこと。つまり薬を飲まなかったり、効き目が落ちてきたら、以前のように症状が悪化するということ。
これが現実なんだね。そのことを自覚しておかなければいけない。そういう意味では、3ヶ月ごとの定期検診はボクたち飼い主のためでもある。現状を直視することで、常に適切な行動を取れる準備をしておかなければね。
とにかくいまのところは、よく効いてくれる薬に感謝。
これが今日追加で処方してもらった薬。飲ませ始めて5ヶ月になる。2017年に発売された新しい薬で、ミューナにはよく合うらしい。薬を製造してくれているTORAYさんには感謝の気持ちでいっぱい。
とりあえず次の目標は、来月に15歳となるミューナの誕生日を無事に迎えること。いまの調子なら大丈夫だと思う。盛大なパーティーをしなければね!
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