Twitterに変革が起きそう
昨日の4月5日、フォーブスから最新の長者番付が発表された。ここのところ首位をキープしていたAmazon創業者のジェフ・ベゾスを抑えてトップに立ったのは、テスラCEOのイーロン・マスク。総資産は推定2190億ドル(約26兆9100億円)とのことで、庶民のボクにはまったく想像が及ばないwww
同じく昨日、そのイーロン・マスクが世界一の資産を使ってやったことが大きく報道された。
イーロン・マスクがTwitterの株式を9.2%購入して筆頭株主に、理由は「言論の自由を守らせるため」か
なんとイーロン・マスクがTwitterの筆頭株主になった。リンク先の記事によると、そのヒントになる行動をしていたらしい。
『マスク氏は2022年3月25日、Twitter上で「言論の自由は民主主義が機能するために不可欠です。Twitterは言論の自由を厳守していると思いますか?」という投票を行いました。投票には200万票以上が集まり、結果は「はい」が29.6%、「いいえ」が70.4%という結果に』
Twitterでは任意にアンケートを取ることができる。この結果を受けて、イーロン・マスクはTwitterの筆頭株主になることを決めたのかもしれない。ということは、Twitterに言論の自由を厳守させようという意図なのだろう。
昨年の11月にTwitterの創業者だったCEOのジャック・ドーシーが辞任した。後任のCEOとなったパラグ・アグラワルとしては、この展開に困惑しているかもしれない。筆頭株主のイーロン・マスクに何を言われるかドキドキしているだろうと思う。
たしかにTwitterの言論規制は微妙なところがある。言論の自由と誹謗中傷は紙一重なので、判断基準がブレているように感じることがある。インフルエンサーと呼ばれるような人のアカウントが凍結されることも度々目にする。
一方で今回のウクライナ危機に関して、ロシア軍による市民虐殺の映像に関して規制をかけていない。恐ろしい内容だけれど、真実を伝えようというTwitter社の矜持を感じた。そう考えると、Twitterが世界に与える影響は大きいと思う。
イーロン・マスクが介入することで、Twitterに変革が起きそう。そう期待する人が多いらしく、彼の筆頭株主が報道されてからTwitterの株価が急上昇している。1日に27%も上昇したらしい。すごいよね。
ただイーロン・マスクの情報発信も微妙な側面がある。彼の発言によってテスラ社の株価が高騰したり、暗号通貨を暴落させたこともある。言論の自由は大切だけれど、公共性を見失ってしまうと私物化されてしまう。このあたりは当然ながらTwitter社も警戒しているだろう。
ボクは情報源としてTwitterをもっとも重宝している。さらに本音が飛び交う場なので、他人の喧嘩を見ているのも面白い。だからこそTwitterの発展を望んでいるので、イーロン・マスクには期待したいと思う。
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