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高羽そらさんインタビュー

あっ、そうか。やっぱり名前か!

昨日の夕方のブログを更新した直後、もう一度見直そうと思ったらこのブログが開きません。事情はわかりませんが、アクセスが集中してサーバーに負荷がかかりすぎたようですね。私が更新した直後だったので、何かやっちゃったか心配しました〜expression/eps_coldsweats01.gif

今朝はいつも通りスムーズに動いていますので、こうして更新することができます。少し雲の多い天気ですが、今日も気持ちのいい一日になりそうです。

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ちょっと見づらいですが、昨日の夕方、我が家のバルコニーにやってきたヒヨドリです。時々やってきては、最高に美しい鳴き声を聞かせてくれます。我が家の天井の上は屋上緑化になっていまして、よく鳥たちがくつろいでいます。だからバルコニーにもこうして顔を見せてくれることがあるのですよね。

その度にミューナはほふく前進をして攻撃態勢!でもちっとも鳥たちに相手にしてもらえず、呆然と見送っています。以前大きなカラスがやってきたとき、ミューナは全く動けず完全に固まっていましたけれどね〜expression/eps_emoji_013.gif

さて、今日のブログは私の覚え書きです。ちょっと気づいたことがあると、文章にすることは効果的です。自分の考えを整理して書くことで、さらに理解が深まりますからね。

昨晩クリシュナムルティの本を読んでいました。ありのままに物事を見るようになると、意識の覚醒を促し、大いなる洞察を得るとのこと。そのありのままに見るためには、大きなエネルギーが必要だそうです。

しかしそのエネルギーを私たちは浪費しています。思考や観念に基づく心のおしゃべりはそのエネルギーを使い果たし、私たちがありのままに物事を見る余力を奪っています。そのためには、思考を手放さなければならないと彼は書いています。思考は言葉であり、言葉は時間であると明言しています。

私たちが思考するときは、必ず言葉で思考しています。心で言葉を駆使して思考するのですね。つまり思考は言葉であり、言葉を手放すこと、つまり沈黙することで思考と時間を超越するということです。では言葉を手放すとはどういうことか?

それを考えていたとき、まずは言葉の正体を見極めなければと思いました。そのときピン!と閃いたのです。

(あっ、そうか言葉は名前だ!)

人間が言葉や文字を使い始めた時、最初に行ったことは「名前」をつけることだと思います。海、山、空、動物、鳥たちを見て、それぞれ総称としても個別の名前としても名付けていったと思います。やがて体験から「怖い」「悲しい」「嬉しい」「楽しい」というような感情も、言葉として名付けられてきたと思います。

そうして他人とコミュニケーションするのですね。そうでないと共通の認識が成立しません。ところが名付けるということは、条件づけるということと同じ意味だと思います。そのありのままの姿をある小さな概念に閉じ込めてしまう行為だと感じました。

名前を手放して物事を見る。そこにありのままに物事を「観る」コツが隠されているように思いました。先ほどの写真のヒヨドリも、ヒヨドリという名前で持っているイメージや生態が私たちの心にやってきます。それはヒヨドリという名前に条件づけられたものであり、ありのままの彼らの姿ではありません。

ヒヨドリという名前、いや、鳥という分類名さえ手放して、彼らの動きや鳴き声を感じることがありのまま「観る」ことだと感じました。特定の概念で制限することなく、そのものをそのまま感じること。名前を手放すことで、予想を超える世界が広がるように感じます。

昨日、私はある出来事で勝手に怒りを爆発させ、勝手に自己嫌悪に陥っていました。でもそれを「怒り」や「自己嫌悪」という名前で感じると、その概念を超えることはできません。それらの名前を放棄したうえでその感情をありのままに体験するとき、私が今まで見逃していたものを受け取れるように思いました。

名前を手放して「観る」こと。しばらくそれを意識してみようと思っています。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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