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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.755

パラダイムシフトを完璧に起こす方法がある。

 

それは既存のシステムを不便にするか、不利益にすること。人間は欲深いから、そうすれば簡単に新しいシステムへ移行できる。

 

これから世界は確実にキャッシュレス化へと進む。ところが日本はその流れに大きく遅れを取っている。このままでは決済業務に関して後進国となり、インバウンドの人たちを他国に奪われてしまう。

 

早急にキャッシュレス化を進めるにはどうすればいいのか? そのヒントが書かれている記事がある。

 

キャッシュレス社会では「現金派」が銀行のカモになる

 

日本の現状を見るとかなりショックを受ける。この記事によると、『クレジットカードや電子マネーなど、キャッシュレス決済の比率だけを見ると、’15年のデータでは韓国は89.1%、中国は60%、イギリスは54.9%、アメリカは45%。だが日本は18.4%と、主要国に比べても格段に低い』とのこと。

 

2015年のデータでこうだから、今はもっとその差が広がっているだろう。中国なんか、おそらくトップに立っているのではないだろうか。

 

中国のキャッシュレス化はとんでもないスピードで浸透した。今では現金で払うと、釣り銭がないと言われることがあるそう。キャッシュレス化で個人の信用が可視化されるので、スマートフォンがなければ金融機関から借金をすることもできない。

 

病院なんかもスマートフォンの予約が優先だし、現金での寄付だってできない。でも日本では、いまだに募金箱を抱えた人が駅の出入口で現金を集めている。中国でキャッシュレス化が進んだのは、紙幣の偽造等が多くて信用できなかったからだそう。

 

逆に言えば日本の紙幣は精巧にできているので、現金を信用する人が多い。さらに金融機関が現金の出入りを通じて手数料を稼ごうとしてきたから、どうしてもキャッシュレス化が浸透しない。今だに現金しか使えないお店が多々ある。

 

こうなったら現金を使えば不便、あるいは不利益となるようにするしかない。高速道路のETCの発想と同じようにするべきだろう。コンビニで現金を使う場合には手数料を取るとか、電子マネー等の決済を大幅値引きするとか。

 

現金決済を廃止した店舗には、税金を減額するとかもいいと思う。とにかく現金を使うことが不便にならないと、いつまでも日本人は現金信仰の呪縛から逃れることができないと思う。

 

この記事にあるように、銀行は近いうちに収益構造の変革を余儀なくされる。なぜならキャッシュレスを選択した人は、ATMや銀行の窓口に出向かなくなるから。そうなったら銀行は現金派の人たちをカモるしかない。今から対応しておかないと、身動きできなくなるかもよ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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