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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.767

NHKの『まんぷく』という連ドラを見ていると、太平洋戦争中のことについて思いをめぐらしてしまう。召集令状、いわゆる赤紙が届いたとき、誰もが当人に向かって「おめでとうございます」と言うのが強く印象に残っている。

 

死ぬかもしれないし、会ったことのない人間を殺すことになるかもしれない。どう考えても、戦後生まれのボクたちにとってめでたいことではない。もちろん当時の若者たちも、同じような気持ちだったと思う。

 

ただ時代がちがう。ドラマの主人公の夫が赤紙が届いたのに検査で何度も落ち、国のために戦えないと嘆くのも本音だと思う。それは健康な若者なら、戦争に対する信条に関係なく兵役に就いたからだろう。

 

日本には兵役義務はないが、おとなりの韓国には存在している。その韓国で、ちょっと驚く判決が出ている。

 

韓国最高裁 宗教上の理由による兵役拒否 認める判断

 

宗教上の理由で兵役拒否をしていた男性が、高等裁判所で有罪判決を受けている。ところが控訴した最高裁で、宗教上の理由による兵役拒否を認めるという判断が出されている。韓国の事情に詳しくはないが、さすがに驚いた。

 

それは先ほど書いた公平という部分に思いが向かうから。韓国の有名芸能人が兵役に取られて一時的に活動休止をするニュースを見かける。できることならそのまま活動を続けたいと思っている人も多いだろう。だけど義務だから、涙を飲んで軍服に袖を通している。

 

なのに宗教上の理由で兵役拒否ができるのなら、韓国の若者に動揺が走るのではないだろうか?

 

ボクなら兵役を避けるために、その宗教に入信するかもしれない。どんな宗教かわからないし、何をさせられるのか知らないけれど、とにかく信者のフリをしてでも兵役を逃れたくなるのが本音。

 

もしこれが判例として残るのなら、人を殺したくないという個人の信条でも兵役拒否が可能になる理屈だと思う。そんなことになれば、徴兵制そのものが崩壊してしまうかもしれない。まぁ個人的には徴兵に反対なので崩壊していいと思うけれど、韓国は北朝鮮と戦争状態が継続しているからなぁ。日本と事情がちがうだろう。

 

第二次世界大戦が始まったころ、イギリスの法律では個人の信条による兵役拒否が認められていた。ただ申請する人は少なかったらしい。兵役拒否をした人に対する風当たりが強く、村八分のような状態になってしまうのがその理由とのこと。まぁ、そうなるだろうな。

 

韓国の最高裁、こんな判決を出して大丈夫なのだろうか? つい先日に同じ韓国の最高裁が、日本人による徴用工について個人賠償を認める判決を出して、国際問題になりつつある。よその国ながら、ほんま大丈夫かいな、と心配になってしまう。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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