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高羽そらさんインタビュー

核融合発電の時代が来た!

ロシアによるウクライナへの侵攻によって可視化されたエネルギー問題。ヨーロッパへの天然ガス供給不足を受けて、原子力発電を復活させようという声が高まっている。世界が目指している脱炭素社会の実現に向けても、原子力発電が見直されている。

 

日本でも同じ声が高まっており、原子力技術者の継承という意味も含めて、原子力発電所の再稼働を求める人が増えた。ボクもそうするべきだと思うけれど、政府はなかなか重い腰を上げてくれない。夏の参議院選挙を控えて、原子力発電に関する根強い反発にビビっているのかな。

 

日本の現状を考えると原子力発電所の再稼働と同時に、未来を見すえたエネルギー対策が必要となってくる。そのきっかけとなりそうな動きが起きている。

 

INPEXが核融合発電 新興数社に出資、技術結集

 

大手の石油開発企業であるINPEXが核融合発電に参入することを発表した。2022年内に核融合発電の具現化を目指す新興企業と資本提携するとのこと。世界ではすでに核融合発電の研究が進んでいて、日本はかなり遅れをとっている。

 

世界に追いつき、新しいエネルギーの核としていくために核融合発電の研究は必須だと思う。ようやく具体的な動きが出てきたことで、日本のエネルギー問題を解決していく光が見えてきた。

 

核融合とは、太陽と同じ原理でエネルギーを発生させる。核兵器や原子力発電で使われている核分裂とは正反対のベクトルを持つ方法。発電するためのエネルギーを得る核融合には、重水素とトリチウムを使うとのこと。これは海水から取り出せるので、原料調達に問題はない。

 

火力発電とちがって二酸化炭素を出さないし、発電が不安定なときは核融合の反応が停止してしまう。原子力発電のように反応が制御できず、メルトダウンを心配をする必要がないということ。

 

残念ながらまだ世界で商業炉は存在せず、実現化への課題は多いらしい。「低レベル放射性廃棄物」が出るので、処理には数十年かかるという問題もある。だからこそいますぐ開発に参戦することで、核融合のパイオニアとして世界をリードしていくことができる。

 

日米欧など主要国・地域が参加する国際熱核融合実験炉(ITER)は、2025年の完成を見込んでいるそう。そして2035年には火力発電並の熱出力の達成を計画している。INPEXは日本政府が目標としている2040年代の実用化を目指し、企業や大学などと連携していくとのこと。

 

核融合は発電だけでなく、他の方面においても利用価値が高い。石油に依存している世界のエネルギー体系を根本から変えるだろう、と述べる研究者も多い。まだまだ遠い未来だけれど、いまから動いておかないと世界に置いて行かれる。そういう意味では、久しぶりに期待できるニュースだと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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