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高羽そらさんインタビュー

未来の若返りは遺伝子移植?

昨晩読んでいた小説で、なかなかユニークなエピソードがあった。主人公は老齢で、まもなく寿命を迎えようとしている。優れた数学者でかつ政治家でもあった男性で、加齢に伴う気力や能力の減退を感じて落ち込んでいた。

 

ところが宇宙に出たとき、ある惑星の住人に拉致された。その際、その惑星にある技術で若返りの施術を受けている。その若返りは整形手術的な見た目のことではなく、肉体全体が若返っている。脳や内臓の機能も含めて、壮年時代に状態に戻っているという設定だった。

 

ただ、その技術がどのようなものかは説明されていない。もしかしたら、それは遺伝子移植だったかも。

 

100歳以上の人間の遺伝子を移植するとマウス心臓が若返ると判明!

 

リンク先の記事は、イタリアの研究機関によって発表されたもの。マウスを使った実験ながら、実際に心臓が若返るという結果が出た。人間の寿命に換算すると10歳ほどの若返りとのこと。

 

平均寿命を超えて100歳以上を生きる人には、長寿遺伝子が存在していることが明らかになっている。心臓を良好な状態に保つための遺伝子に変異が起きて、LAV-BPIFB4という長寿遺伝子が形成される。90代以上の人の多くにこの遺伝子変異が認められているらしい。

 

この長寿遺伝子を無害なウイルスに乗せて高齢マウスに移植した。その結果を記事から抜粋してみる。

 

『すると人間の長寿遺伝子を組み込まれた老齢マウスの心臓機能が回復し、新しい血管の形成を促進するとともに心臓の血流や心血管の状態、心室の機能も改善されていることが判明。


また細胞レベルでは、老化した細胞の数が減少しており、タンパク質の製造能力も回復して、老化現象の一種である心筋の線維化レベルも低下していました』

 

機能だけでなく、老化細胞まで減少しているのがすごい。完全に時間を逆行させている。これこそ真の若返りだと言えるかもしれない。将来的には人間の若返り方法として、長寿遺伝子の移植が行われるような気がする。


だとすれば最初に書いたSF小説の設定も、荒唐無稽な内容ではないということ。まぁ、ボクが生きている間には無理だろうけれどね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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