別の意味で記憶に残る映画
10月になって年末の大掃除を始めたけれど、予定通り行けば2週間後の今日には終了する予定。来週にミューナの通院で大掃除を休むのを含めての予定。今日も順調に終えてホッとしている。
3年前は大掃除の途中でミューナが慢性腎不全を発症。1日置きの点滴のために通院することになったので、大掃除は中断したままだった。だけど病状が順調に推移したことで、一昨年も昨年も大掃除を無事に完了。今年もこの様子だと問題なく終われそう。外出の度に神社で祈っているので、ご利益があるのかもね。
さて、作品の内容というよりは、別の意味で記憶に残る映画を観た。
2023年 映画#169
『トリプル9 裏切りのコード』(原題:Triple 9)という2016年のアメリカ映画。
タイトルのトリプル9は、ボクたち日本人ならアニメの『銀河鉄道999』を思い出す人が多いだろう。でもこの映画では違う。警察無線で使用する暗号で、トリプル9は警察官が事件に巻き込まれて負傷したことを知らせるもの。
映画のストーリーはまぁまぁだった。だけどアクションシーンと俳優陣の演技が良かったので、それなりに見応えのある作品になっていた。映画の冒頭は銀行強盗から始まる。強盗犯の目的は金銭ではなく、プーチン大統領によって刑務所に収容されたロシアマフィアのボスを解放するネタを奪うため。
その強盗では目的を達することができず、犯人グループは次の犯行を支持される。国土安全保障省の施設を襲う計画。だけど警察にすぐ来られては仕事にならない。だから警察官を殺すことでトリプル9を発動させ、時間稼ぎをしようという計画だった。
そのターゲットにされたのが新人の刑事であるクリス。犯人グループには汚職警官もいるから。そのクリスを演じているのがケイシー・アフレックで、彼らしいピッタリの役柄だった。結果として犯人の陰謀は失敗に終わる。物語としてはイマイチの内容だった。
ただアクションがとても良かったのと、キャストの配役が意表をついていて記憶に残った。まずは犯人グループを仕切っているのがマイケルという男。演じているのはキウェテル・イジョフォーで、どちらかといえば正義の味方や好人物を演じることが多い俳優さん。
ロシアマフィアに子供が人質になっているという設定はあるけれど、この作品ではかなりのワルだった。彼が悪役をしていることで興味深く最後まで見ることができた。そして極め付けが先ほどの女性の写真。この女優さんは誰だと思う?
ロシアマフィアの女ボスで、人の命をなんとも思わないイリーナという非情な女。なんとこのイリーナを演じているのはケイト・ウインスレットだよ〜〜!最初はわからなかったけれど、途中で気がついた。いやぁ、これは記憶に残るわ。
さらに脇役としてウディ・ハレルソンが最高の演技を見せてくれているし、ボクのイチオシ女優であるガル・ガドットもちょっとした悪役で出演している。キャストが素晴らしいので、最後まで楽しめる作品だった。
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