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高羽そらさんインタビュー

ペットの安楽死について

今日は半年に1度のミューナの定期検診日。3年前に慢性腎不全を発症して、その時は別れを覚悟した。体重も今よりは1キロほど少なかったから。

 

それでもどうにか持ち直してくれて、3年経過しても愛らしい姿を見せてくれている。この3年間、さらにこれから続く日々はボーナスだと思って大切にしていこうと改めて思った。

 

体重が1年前に比べて減っているけれど、加齢のせいもあるとのこと。今日は聴診器での検査、さらに目も調べてもらった。とりあえず現状維持なので、食欲が落ちない限りは薬で対応しましょうとのこと。

 

病院へ行くと緊張と警戒心でアドレナリンが出るらしい。午前の早い時間に戻ってきたのに、いつものように昼寝もせずに歩き回っている。興奮したついでにご飯を多めに食べてくれるので、それはそれでいいだけれどね。こんな感じで歩き回っている。

 

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実はこの秋の定期検診の際、主治医の先生にあることを尋ねようと考えていた。それは安楽死について。

 

ミューナの病気は不治の病。それゆえいつかは別れを覚悟しなければいけない。3年前に一度は腹を括ったので、その辺りに関しては心の準備ができている。でも以前から葛藤しているのが、この安楽死について。

 

過去に猫を看取ったことがある。とても辛い体験で、息を引き取るまでの時間が永遠に続くような気がした。だからミューナの場合、これ以上手の施しようがないという段階で安楽死も考えている。ただ、やはり迷いが消えない。

 

安楽死を選択せずに、1分、1秒でも長く生きてほしい。そう願う気持ちがある。でもこれは飼い主のエゴでもある。

 

安楽死を選択することで、苦しませずに逝かせてあげたい。実はこれだって苦しむ姿を見たくないという、飼い主のエゴだと思う。

 

つまりどちらも飼い主視点のエゴでしか判断できない。だからこそ葛藤している。

 

その点に関して、数え切れないほど猫の臨終に立ち会っている主治医の先生に尋ねてみようと考えていた。猫にとってベストの選択とは?

 

だけど今朝布団の中で考えていて、その質問は無駄だと分かった。なぜなら獣医師の先生は猫の生死に関する決定をしない。できる限りの手を尽くし、最終的には飼い主の判断に委ねられる。だから専門家の意見を聞いたとしても、安楽死を選択するかどうかを決めるのはボクと妻だということ。

 

現状でさえ葛藤しているんだから、その時になってみないとわからない。だからそんなことを今の段階で医師に尋ねても無意味だと思った。そうなった時の自分の気持ちでさえ、今は想像がつかないんだから。

 

とにかくこれから一緒に暮らせる日々を、ひたすら大切にしていこうと思う。そしてその瞬間が来た時、妻と二人で結論を出すしかない。どちらを選んでも後悔するのは分かっている。それは絶対に避けられない。

 

ボクたち夫婦の年齢を考えたら、一緒に暮らす猫はミューナが最後。だからこそ今の日々をしっかりと抱きしめていこうと思う。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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