すでに目覚めている
朝は今にも雨が降りそうな厚い雲でした。でも外出する頃には青空が広がって、とても気持ちよく歩くことができました。
いつも買い物をするスーパーから自宅へ戻るのに、北東方面へ向かって歩きます。今日はあまりに空気が気持ちよかったので、自宅のラインを超えて東へ遠回り。お隣の東灘区にある石屋川に沿って整備された石屋川公園を歩いて帰りました。
桜の名所として知られている場所で、南北に細長い遊歩道と公園があります。六甲山を背景にした桜の紅葉が見頃でした。少し遠回りの散歩でしたので、12,000歩ほど歩くことができました。神戸はアップダウンがあるので、かなりいい運動になります。
さて、昨日読了した本です。久しぶりにスピ系の本です。最近はスピリチュアルな本をチョイスする時は、いわゆる意識の覚醒や悟りをテーマにしたものを中心にして選んでいます。ついつい忘れがちになる自分の意識に喝を入れるためです。今日紹介するのも、素晴らしい喝がビシッと心に打ち込まれる本です。
『すでに目覚めている』(ALREADY AWAKE)ネイサン・ギル著という本です。
このような本は小説と違って、こうしたブログで説明することはあまり意味がありません。気になった方が読んでいただくのが一番です。逆に言えば、気にならなければ今は読む必要がない、という本なのでしょう。
私はこの本の冒頭で、著者と心が通じ合った気がしました。その部分を抜粋します。
〜以下抜粋
スピリチュアルな生きかたは、「不純」で「分離」した個人に多くの条件を押しつける。特別な瞑想法、適切なふるまい、儀式、食事法、性的な行い、エゴの解体、思考の停止、静寂の発見、グルへの明け渡しといった条件を。
<意識>は、どんな形で現れているとしてもはじめから<意識>であって、菜食も禁欲もタントラ的な性も瞑想もグルも必要としていない。<意識>ははじめからそれらすべてのものとしてあるからだ。詠唱や瞑想や菜食料理やタントラ的なセックスが好きなのであれば、それはそれでいい。でも、そういうことをしても<あなた>がすでにそれ自身であることを認識する助けにはならないだろう。
以上抜粋〜
普段から私が常々感じていることであり、私の生き方の中核をなすものでもあります。とても深く共感する文章でした。
この本のほどんどは対話で構成されています。だからとても読みやすい。著者が伝えようとしていることは、とてもシンプルです。
「この世界にあるのは、気づきと気づきの内容だけである。それは同時に起きている」
著者が言っていることは、この短い文章で要約できます。しかし私たちは気づきの内容を知覚しても、気づきを見落としている。著者はそう語ります。
気づきの内容とは、物質世界の全て、肉体、概念、「自分」という思い、感情等、現れては消えていくものたちです。それらは全てイメージにしか過ぎず、過去や未来というストーリーを信じ込んでいるだけです。
けれども<自分の本質>が気づきであることを見落としているため、気づきの内容しか目に入っていません。だから悟りを求めてさまようことになるのです。著者はそう言い続けます。
これ以上書くと著者の意図を誤解させるかもしれませんので、これくらいにしておきます。とにかく誰もが「すでに目覚めている」ということです。この言葉に心惹かれた方は、ぜひこの本を通じて著者と対話してみてください。とても有意義な瞬間を味わうことができるはずです。
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