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高羽そらさんインタビュー

今日のウィルバーくん 7.16

人間はいつまで殺しあうのでしょうか? 特定の主義やエゴの利益のため、同じ種を殺戮する動物は人間だけです。なんて愚かな生き物なのでしょう。

 

テロは後を絶ちません。先日もニースでトラックが暴走して、80人以上の方が亡くなっています。今朝もニュースが飛び込んできました。トルコでクーデターが起きたようです。エルドアン大統領の強権体制に対して不満が爆発したのかもしれません。民衆に発砲され死傷者が出ている、あるいは政府軍の戦闘機がクーデター軍のヘリを撃墜した等の報道も見えます。

 

何が正しくて、何が間違っているのか? 争っている双方の意見を聞いても、答えは出ません。そんなことを考えながらウィルバーの本を開いているとき、こんな文章を見つけました。

 

〜以下抜粋。

 

「万物の理論」では、わたしには一つのルールがある。誰もが正しいということである。もっと詳しく言えば、わたしを含めて、誰もが何か重要な真実のかけらをもっている。そしてそれらのかけらは、すべて等しく尊重されるべきである。そしてより慈悲深く、広大な抱擁のなかに抱かれるべきである。

 

〜以上抜粋。ケン・ウィルバー著『万物の理論』より。

 

「誰もが正しい」とウィルバーは述べています。

 

この言葉はとても危険です。主義主張の違う人間たちが、自分を正当化するために利用できるからです。だからこそウィルバーは補足しています。

 

「すべて等しく尊重されるべきである。そしてより慈悲深く、広大な抱擁のなかに抱かれるべきである」と。

 

誰もが正しいとは、同時に相手の正しさも認めることです。それが慈悲の心なのだと思います。しかし人類は自分の正しさを主張しても、他人の正しさを認めようとしません。そして自己の主張を押し通すために、暴力という手段を選択しています。

 

 ウィルバーが述べている「正しさ」とは、言葉の意味を超越した深いものだと思います。善悪の概念を超えた、誰にとっても存在の基盤となるような普遍的なものであるはずです。認めざるをえないものです。

 

その「正しさ」を人類が見出し共有しない限り、地球上からは争いが消えないように思います。ここ数日のニュースを見て、感じたことを少し書いてみました。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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