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高羽そらさんインタビュー

信長が好きだから仕方ない

今日の神戸の朝は雲が多かったけれど、午後から快晴になった。4日ぶりに外出して目についたのは、台風21号の爪痕。

 

神戸は台風が直撃していないのに、かなり強烈な風と雨だった。いつもの台風ならば、モロに直撃したと同じくらいのパワー。だからあちこちの木が倒れている。そして道路には、まだ処理できていない落ちた木の枝が散らばっていた。

 

JR六甲道駅前の花壇では、ゴミや落ち葉が散乱している。通りかかったとき、ちょうど清掃作業をされていた。そしてもっとも驚いたのが、いつも通っているスーパー近くの公園。遠目に見てもいつもと雰囲気がちがう。近づいてその光景に驚いた!

 

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公園の大きな木が、なんと風で倒されていた。この気の毒な姿を見るだけで、今回の台風がどれほど大きなものだったかわかる。すでに業者の方が公園に入られて、清掃作業が続けられていた。自然のパワーというものは、想像を絶するものだよね。

 

また新しい台風が発生して、日本に近づいている。今のところ上陸を避けられそうな気配なので、そのまま近づかないでほしい。もう雨も風も十分だから。

 

さて、最近のボクはどうも信長づいている。大河ドラマの先週分はまだ録画しただけで見ていないけれど、市川海老蔵さんが演じている織田信長が二度目の登場をしている。彼の信長はめちゃめちゃ怖くてかっこいいので、楽しみにしている。

 

そして内容をあまり知らずに昨日から読み始めた小説に、信長が登場してきた。小説的には敵側になるけれど、ボクは信長ファンなのでつい応援してしまう。信長というのは悪鬼のような武将で、多くの寺を焼き、残忍な方法で大勢の人の命を奪っている。

 

だけど戦国時代というのは、そういうもの。だから戦国武将に対して、人間の命に対する倫理観など期待していない。そうしたことを加味したうえで、武将としての信長がボクは大好き。もしタイムマシンがあるならば、ボクの姿を見られない状況で本人に会ってみたい。だって直に会ったら怖そうだからw

 

そんなことを想像する人はいるもので、先日地上波で以前から気になっていた映画が放送されていた。それでさっそく録画して、昨日に観た。

 

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『信長協奏曲』という2016年の日本映画。テレビドラマで放送してい作品を、同じ出演者で完結編として劇場用に公開されたもの。

 

もともとはアニメ作品らしい。少し調べて見ると、原作のアニメとドラマでは、シチュエーションが少しちがっているとのこと。まぁ、実写ドラマではよくあることだろう。

 

まったく知らない人に状況だけ説明しておくと、現代の高校生がタイムスリップして、若いころの信長と出会う。信長は織田家の嫡男としての自信を失くしていて、自分を顔がそっくりのサブローに対して、信長になってくれと頼む。

 

そこでサブローが信長として活躍する。そして日本中を流浪した本物の信長は、明智光秀と名乗ってサブローの様子を見るために織田家に戻る。そこに羽柴秀吉が絡んでくる。

 

羽柴秀吉は少年のころ、本物の信長の初陣によって家族を殺されているという設定。だから織田家に使えることで、信長の命を狙おうとする。ここまで来ると、勘のいい人はわかるだろう。

 

信長が死ぬのは『本能寺の変』なのは誰もが知っている。つまりその『本能寺の変』に当事者として関わる三人が、この物語の中心となっている。設定としてはなかなかユニークで面白い。決して嫌いじゃない。

 

でも本音を言うと、かなり無茶すぎる設定。アニメやドラマを見るとわかるのかもしれないけれど、映画だけを観ていると???だらけになる。

 

サブローはなぜ戦国時代にタイムスリップしたの?

 

高校生が、どうして戦国時代の戦で刀を持って戦えるの?

 

平和な世界を作ると言いながら、人を殺しまくっていない?

 

明智光秀がずっと顔を隠しっぱなしって不自然じゃない?

 

日本史が苦手な高校生という設定でも、織田信長が『本能寺の変』で死んだことくらい中学生でも知っているはず。なんでサブローはそんなことも知らんの?

 

と書き出せばキリがない。ツッコミどころ満載の映画だった。

 

だけどボクは批判しているわけじゃない。むしろあえてこうした雰囲気にしているんだと理解した。この物語の世界は、それでいいんだろうと思う。だから信長となったサブローが、明智光秀をミッちゃん、羽柴秀吉をサルくん、池田恒興を恒ちゃんと呼んでいても違和感がない。

 

信長好きなボクとしては、かなりワクワクしてこの映画を観た。そして不覚にも泣いちゃったんだよね。

 

ネタが振られていたから十分に予想していた。そしてその通りだった。だけど戦国時代の信長の妻である柴咲コウさんが演じる帰蝶から、現代に戻った小栗旬さん演じるサブローに動画メッセージが届くシーンでは、不覚にも泣いてしまった。ボクはこういう過去と未来がつながるパターンに異常なほど弱い。マジ泣きしてしまった。

 

想像していたよりもユニークで、とても楽しめる映画だったなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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