高羽そらさんインタビュー

小さなことにこだわる視点

今日は天気が回復するかと思ったけれど、ちょっぴり甘かったなぁ。いつもより遅い目の時間に外出すれば、傘なしで買い物へ行けるかと思っていた。

 

でもどれだけ待っても雨はやまない。結局あきらめて、久しぶりに傘を持って外出した。途中で小止みになった時間もあるけれど、ほぼ雨は降り続けていた。晴れ男のボクでも、どうしようもない日はあるということ。

 

そんな朝の時間に、先週から録りだめていたNHKの朝の連続テレビ小説を観た。かなり久しぶりにこの時間帯のドラマを観たけれど、新しいドラマは期待できそう。第1週分の5本をまとめて観て、来週も続けて視聴することに決めた。

 

『おんな城主 直虎』で、柴咲コウさんの子供時代を演じていた子役の女優さんが、このドラマでも同じく主人公の子供時代で出演している。演技の上手い子役さんだね。大河ドラマとキャラが似ている部分はあるけれど、京都弁に違和感はないし、演技も素晴らしくて見入ってしまった。金曜日の回で父親と絡むシーンなんか、思わずもらい泣きしちゃったよ。

 

とりあえずしばらくは続けるつもり。あまり見ない雰囲気のドラマを見ることで、普段とちがう視点を育てるいい機会になると思う。人間はついつい慣れ親しんだものの見方に依存してしまう。それが固定してしまうと、他の視点から観察できなくなる。

 

もっと頭を柔軟にして、あらゆる角度からの視点を育てたい。そう思わせてくれた本を読んだ。

 

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『パリ・レビュー・インタヴューI 作家はどうやって小説を書くのか、じっくり聞いてみよう!』というなんとも長いタイトルの本。

 

ボクはまったく知らなかったけれど、アメリカの有名な文芸誌に『パリ・レヴュー』というものがあるらしい。アメリカなのに、なぜパリなのか?

 

この雑誌の創刊は1950年代で、その当時は第二次世界大戦で復員した兵士たちが大勢パリにいた。精神的なトラウマを抱え、アメリカ本国にいることに耐えられなかったから。

 

これは第一次世界大戦のときにも同じような状況になり、『失われた世代』と呼ばれるアメリカ人が、大勢ヨーロッパに滞在していた。そのなかにはヘミングウェイもいた。その後の戦争でも同じようなことがあったんだね。

 

著名な作家もパリにいたらしく、そこで雑誌の名前がこうなったとのこと。この雑誌で創刊号から企画されていたのが、作家に対するインタビュー。そのなかから選りすぐりのものを集めて、一冊にまとめたのがこの本になる。

 

アメリカの作家が多いので、無知なボクはほとんど知らない人ばかり。全部で11人のインタビューが掲載されているけれど、名前を知っているのはとリーマン・カポーティとレイモンド・カーヴァーだけ。

 

そのうち実際に作品を読んだことがあるのは、レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』という短編集オンリー。だから馴染みのない人ばかりだったけれど、とても興味深く読んだ。

 

このレイモンド・カーヴァーもそうだけれど、とにかく何度も文章を書き直す人が多い。そしてそれを楽しんでいる作家がかなりいることに、ボクはとてもうれしかった。なぜなら、ボクも書いた作品を書き直すのが大好きだから。この作業は、言葉にできない楽しさがある。

 

物語の構成を書きながら考えていく人が多く、登場人物と心のなかで会話しながら、ストーリーを先に進めていく。そういうところにも共通点を感じ取ったので、ボクがやっていることに自信が持てた。

 

その一方で、著名な作家たちの視点の幅広さと深さに驚かされた。普通なら見落としてしまうような何気ない出来事を、細部までこだわって見ている人が多い。そしてその小さなとっかかりを、深く、深く掘り下げていく。

 

そんな視点から知覚された新たな洞察を、さらに自分の頭で徹底的に考え直している。そして自分の一部となるまで、くり返し考え続ける。その根気と執念に、頭が下がる思いだった。

 

まだまだボクは甘い。ここまで徹底して視点を育てていないし、頭を使っていない。物事に対する見方が薄っぺらで、独善的だと反省させられた。これは作家としてだけでなく、人間としても大切なことだと思う。

 

作家のインタビューを読みながら、自分のなかに新たなモチベーションを育てることができたと思う。タイトルにあるようにこの本は『I』なので、まだ『II』がある。今読んでいる本を読了したら、引き続き続編を読もうと思っている。

 

decoration/dcr_emoji_238.gif『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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