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高羽そらさんインタビュー

培養された脳は生命なの?

フランケンシュタインを思い出させる記事に驚いた!

 

ハロウインの話題じゃないよ。人間が実験室で創造したかもしれない生命についての記事。これは今後の扱いがもめそうだよなぁ。

 

意識がある? 培養された「ミニ脳」はすでに倫理の境界線を超えた 科学者が警告

 

人間の幹細胞を使って組織を培養する技術は驚くほど進歩している。それは分かっていたけれど、まさか脳にまでその技術が導入されているのは知らなかった。

 

それは『脳オルガノイド』と呼ばれている。人間の多能性幹細胞から作製する豆粒大の人工脳のこと。この段階でかなり気味が悪い。この研究はかなり進んでいて、驚くような結果が出ている。

 

2018年4月の論文では、『脳オルガノイド』をマウスの脳に移植したら、機能的なシナプス結合が認められたとのこと。要するに脳が活動をしている。

 

さらに2019年8月にはカリフォルニア大学の研究チームが、『脳オルガノイド』から人間の未熟児と類似した脳波を検出したと発表している。

 

こうした結果を受けて、今年の10月に行われたアメリカの神経学会で、「現在の脳オルカノイドの研究は、倫理上、ルビコン川を渡るような危険な局面に近づいている。もうすでに渡ってしまっているかもしれない」という意見が提出されている。

 

これは素人のボクが見ても、かなりヤバいところまで進んでいるように感じる。人間の『意識』の定義をどのラインに持ってくるかによって、倫理上の問題が生じるのは避けられないだろう。

 

『意識』という概念はかなりあいまい。『意識』に関する科学的な書籍を読んだことがあるけれど、世界的な統一見解は出されていない。脳が働いていても無意識状態ということもある。だけどもしかしたら『脳オルガノイド』は、実験をすることで『苦痛』を感じている可能性もある。そう考えると怖い。

 

人間の幹細胞から作った『脳オルガノイド』を動物に移植することに関しても、つい良からぬ想像をしてしまう。例えばマウスが人間の意識を持ったとしたら、まるでSF映画やホラーの領域に入り込んでしまう。

 

とにかくボクが驚いたのは、人口脳が培養できるということ。もちろん認知症等の病気を治療することが目的で科学者たちは研究しているんだと思う。だとしてもどことなく怪しい雰囲気を感じてしまう。

 

素人がどうのこうの言っても仕方ないけれど、とりあえずは最低限の倫理規定を定めるほうがいいよね。でないと本当にフランケンシュタインが生まれてしまうかもしれないよ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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