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高羽そらさんインタビュー

ウイルス情報はAI主導にするべき

人間のやることはどうも信用ならない。今回のコロナウイルス騒ぎによってそのことが露呈した。

 

今朝になってチャーター機が武漢から日本へ戻ったとの報道があった。いちおう発症者はいないらしい。だけど現状を考えたら2週間は隔離するべき。他国では当たり前のように行われている。

 

昨日、奈良県で人から人の感染が確認されたばかり。関西はヤバいと思っていたけれど、最初に奈良県から出たのは意外だった。つまりいつどこで誰が感染しているかわからないということ。なのに武漢からの帰国者の自宅待機はないだろう。日本政府の対応に疑問しか覚えない。

 

さらに朝から気になるニュースがあった。中国の習近平国家主席がWHO事務局長と会談。その席で、緊急事態回避に期待するという発言をしたとのこと。

 

今回のWHOの対応は異様なほど鈍い。国連も含めて、複数の国がより集まった組織というのは機能していないというのが実感。各国の事情を忖度することしか頭にないから、適切な対応ができるとは思えない。

 

まさにそのことを証明するような記事がある。

 

新型コロナウイルスの危険性を、人工知能が世界に先駆けて「警告」していた

 

致死率3%とはいえ、コロナウイルスは確実に変異している。北京ではあまり感染しないと言われていた子供の感染も確認された。必要以上に騒ぎ立てるのはよくないけれど、あまりにも対応が後手後手にまわりすぎている。その元凶が中国の隠蔽体質であるのは厳然たる事実。

 

だからこそWHOのような機関が率先して情報開示をしていく責務がある。ところが何の役にも立っていない。

 

インフルエンザに似た症状が中国の武漢で相次いで発症しているとWHOが表明したのは今年の1月9日。だけどアメリカの疾病管理予防センターは、1月6日にこの情報を先に流している。この時点すでにWHOは遅れをとっていた。

 

だがもっと早く警告を出していた組織がある。それはカナダの健康モニタリングプラットフォーム「BlueDot」というAIの運営会社。12月31日の時点で、コロナウイルスによるアウトブレイクを知らせていた。その時点で世界中が動けば、こんな大騒ぎにならなかったと思う。

 

BlueDotを開発した企業は、自然言語処理と機械学習の手法によって65カ国語の報道や航空会社のデータ、動物疾病の発生報告を選別する疾病監視分析プログラムを開発している。今回どこよりも早くアウトブレイクを予測できたのは、航空会社のデータを有効利用したから。

 

リンク先の記事によると、『全世界の航空会社の発券データを利用するのだ。発券データは感染した住民がいつどこへ向かうのかを予測するうえで役立つ。そして同社のアルゴリズムは、新型コロナウイルスが最初に出現してから数日後に、武漢からバンコク、ソウル、台北、東京に広がることになると正確に予測した』とのこと。

 

ウイルス拡散を防ぐためには、各国が適切な対応を取るしかない。だけどその判断となるデータをWHOや発症した国に依存していては、今回のように大ごとになってしまう。人間がやることなんて、その程度だと思っておくほうがいい。

 

だからこうしたAIを活用することで、ウイルスに対してより早く危機回避の対応を取っていくべきだと思う。国民にすれば政府によるやり過ぎの不満よりも、放置したことによる怒りのほうがはるかに大きいと思う。とにかく政府は信用できそうにないので、なんとか自衛するしかないよな。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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