最強、いや最恐の感染対策
ゴールデンウィークの真っ只中だけれど、ボクの生活はいつもと同じ。緊急事態宣言に関係なく、毎年こんなものだからねwww
さて3度目の緊急事態宣言の効果はどうなんだろう? 大阪では昨年に比べて人の動きが減ったような記事を見た。その一方で、他府県では昨年より人手の多いところもあるらしい。全体的に見て、今回の緊急事態宣言に関してはボイコットの空気が強いように感じている。
慣れてしまったのもあるけれど、後手後手になるばかりで抜本的な感染予防対策が実行されていないからだろう。医療危機を懸念しつつも、もうウンザリというのが国民の本音なのかもしれない。
だけど国が変われば、感染対策も大きくちがってくる。最強、いや最恐、もしかしたら最凶の感染対策を行っている国がある。
その国とは北朝鮮。金正恩総書記の指示に基づき、新型コロナウイルスの流入を阻止するため、国境地帯、緩衝地帯に無許可で近づく者に対して無条件で銃撃することが布告されている。
昨年5月に中国から北朝鮮に入ろうとした男性が射殺されている。そして先月の末、密輸目的で国境を越えようとした人物が国境警備隊によって射殺されたとのこと。
5月の事件を受けて、中国とは取り決めができているそう。無差別、無分別に中国人を射殺した場合、北朝鮮からの輸入に3倍の関税を課し、かつ賠償金を請求するということ。先月の射殺に関しては威嚇射撃が行われているので、無差別の射殺にはあたらないのかもしれない。
とにかくコロナ感染対策として、国境を超える人間を射殺するなんてすごい。日本は島国だから実感が持てないけれど、感覚としては無許可で海を超えてきた密入国者を射殺するのと同じ。日本では考えられないよね。
この件に関して、中国人からは不満が出ている。北朝鮮人が越境しても中国側は射殺しない。なのになぜ中国人は射殺されるのか。その言い分はもっともだと思う。この記事を読んでいると、北朝鮮政府は中国に対してどう考えているのかわからなくなってきた。
リンク先の記事にはこんな事例も紹介されている。違法操業を行っていた中国の漁船に対し、北朝鮮は実弾射撃を行った。逃げようとした漁船は座礁して沈没。だけど北朝鮮側は救助活動をせず、乗組員は全員死亡している。
アメリカや韓国に対峙する後だてとして、北朝鮮は中国の援助を受けているはず。なのにこの記事のようなことが起きるのが不思議。この2つの国の関係が、ボクにはいまいち理解できない。
とにかく新型コロナの感染対策として、日本が北朝鮮のような行動を取るのは絶対に無理。だけどあまり効果のなさそうな緊急事態宣言を見ていると、もう少し政府として強権的な方法を考えてもいいような気がする。まぁ、絶対に無理だろうけれどね。
ブログの更新はFacebookページとTwitterで告知しています。フォローしていただけるとうれしいです。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。
コメント (0件)
現在、この記事へのトラックバックは受け付けていません。
コメントする