本能的なのは気分がいい証拠
慢性腎不全と診断されたミューナの近況報告。5月の定期検診から1ヶ月が経ち、現在まで順調に過ごしている。1日2回のラプロス錠剤も確実(たまに口からポロッとこぼれて慌てるけれどwww )に飲んでくれている。
1週間ほど前に、少しだけ生活パターンを変更した。昨年の11月にミューナが発病したとき、まともに歩けない状態だったのでトイレや餌置きに近いリビングにボクと妻が移動した。ちょっとした変化にも気づけるよう、リビングで川の字になって眠ることにした。
だけど真夏になれば東のバルコニーに面したリビングは、早朝から夏の太陽に炙られて灼熱地獄になってしまう。ということで梅雨明け前に、以前のように西側の寝室へ移動することにした。
ただ心配だったのはミューナの様子。リビングで過ごすのがとても楽しそうだったから、元に戻してストレスにならないか気になった。でもそれは杞憂だったようで、薬によって復活した食欲がさらに増してきたwww
昼間はぐっすり眠っているのに、深夜もベッドで爆睡している。ところが明け方になると活動するらしく、どうやらその時間帯にキャットフードを食べているらしい。そしてたまに興奮したように廊下を走り回っている。とにかく元気で楽しそう。
今朝なんかも夜中の3時にトイレに行ったとき、ミューナのご飯はたっぷり残っていた。ところが朝になって起きてみると完食していた。飼い主としてはしっかり食べてくれて有り難いんだけれど、そうなった理由が気になっていた。するとたまたま、こんな記事を目にした。
猫が「早朝に飼い主さんを起こす」理由は? 急に見られるようになったら要注意な場合も
ミューナは早朝になるとよくボクを起こす。それは他の猫でも同じらしく、猫の本能が影響しているらしい。リンク先の記事から抜粋してみよう。
『子猫や健康な猫が、毎朝のように飼い主さんを起こしにくるのは、猫の「薄明薄暮性」という行動パターンが関係しています。猫が薄暗い明け方や夕方などに活発に行動しやすいのは、野生時代からの習性によるものです。
薄暗い時間帯は、獲物である小動物や小鳥の動きが鈍くなるので、野生時代の猫は捕まえやすかったのでしょう。こうした習性が飼い猫にも残っているために、朝早い時間帯に遊びたくなったり、お腹が空いて活動し始めてしまうのです』
まさにこの記事のまま。まったく同じなので笑ってしまった。もともとミューナは子供のころから野生本能が強い猫だった。過去に飼っていた猫とちがって、猫としての本能に忠実に生きてきたような気がしている。
寝室に移動したことで、早朝のリビングはミューナの貸切状態。猫はもともと単独行動が基本の生き物だから、明け方に自由に過ごせることで狩猟をしている気分に浸れるのかもしれない。そしてその勢いでキャットフードを食べるから、早朝の2〜3時間で完食するんだと思う。
早朝に走り回ったり、起こされたりしてうるさいと思うことがあるけれど、リンク先の記事によると猫を叱ってはいけないそう。本能のまま動いているだけであって、叱られると行動を抑制してしまうから。
とにかく病気のミューナがご飯をたっぷり食べてくれるのはうれしい。猫の本能に忠実に動けるということは、気分がいい証拠なんだろう。このままの調子で暑い夏を無事に乗り切ってくれたらいいな。
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