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高羽そらさんインタビュー

結局、ウイルスが最強だった

吸血鬼が登場するシリーズ作品の最終章。ついに大御所の吸血鬼が登壇した。さすが、という強さなんだけれど、その吸血鬼より強い存在がいた。

 

それはウイルス。コロナ禍の現在、まさか過去の映画でウイルス最強説に遭遇するとは思わなかった。楽しみながらも、ちょっと複雑な気分。

 

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2021年 映画#93

『ブレイド3』(原題: Blade: Trinity)という2004年のアメリカ映画。未見だったこのシリーズを見ようと思ったのは、この写真の映像を目にしたから。主演のウェズリー・スナイプスの左右を見てびっくり。

 

だってジェシカ・ビールとライアン・レイノルズだよ。この二人が吸血鬼退治に参戦するとしたら、これはどうしても観たい。そういうわけでこのシリーズを第1弾から追いかけた。だってボクはジェシカ・ビールのファンだからねwww

 

相変わらずブレイドは吸血鬼狩りを続けている。ところが吸血鬼たちも黙ってはいない。このままでは絶滅させられると感じ、ついにすべての吸血鬼の元祖を蘇らせた。もちろんその名はドラキュラ。この映画ではドレイクと名前を変えている。ついラッパーのドレイクを思い出してしまうけれど。

 

ドレイクはとにかく強い。なんせ吸血鬼の本家本元だから。ブレイドと同じように昼間でも歩ける。どのような姿にも変身できるので、どこにドレイクがいるのかわからない。そして化身したときには、映画の『エイリアン』のような怪物となる。

 

過去2作でブレイドを助けてきた父親代わりのウィスラーは、映画の冒頭でドレイクの罠にかかって殺されてしまう。だけどその直前、彼は仲間にブレイドを助けるように依頼していた。それはウィスラーの娘のアビゲイルで、ジェシカ・ビールが演じている。

 

このアビゲイルがとにかくカッコイイ。ジェシカ・ビールはアクション俳優のイメージがなかったから、本気で見入ってしまった。これなら『ミッション・インポッシブル』シリーズに出演できる。レベッカ・ファーガソンと共演してくれたら最高なんだけれどなぁ。

 

このアビゲイルに協力しているのが、ライアン・レイノルズ演じるハンニバル・キング。ちょっと三の線の役で、最後まで楽しませてもらえた。ブレイドを含めたこの3人が活躍するんだけれど、ドレイク、並びに他の吸血鬼を滅ぼしたのは彼らじゃない。それほどドレイクは強いから。

 

最終的にドレイクたちを打ちまかしたのは、アビゲイルの仲間が開発したウイルス。このウイルスに最強の血液を持つドレイクのDNAを取り込むことで、吸血鬼を絶滅させるウイルスとなった。人間は大丈夫だけれど、吸血鬼はこのウイルスによって滅んでしまった。

 

つまりウイルスが最強だったという終わり方。まるで『宇宙戦争』で地球を侵略しようとした宇宙人の末路と同じ。2004年の映画だけど、いま観たらちょっとシャレにならないものを感じてしまった。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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