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高羽そらさんインタビュー

ワクチンパスポートの運用指針

日本は世界から出遅れたとはいえ、新型コロナウイルスワクチンの接種は迅速に進んだ。ただ予想以上に接種回数が増えたことで、供給体制とのタイムラグが生じている。神戸市でも壮年世代の1回目の予約が見合わせ中。国民の希望者すべてに接種できるだけのワクチンは契約済みなので、とりあえず待つしかないということだろう。

 

ただ海外で仕事をする人にとっては、できるだけ早くワクチン接種を済ませたいところ。それはワクチンパスポートがないと入国できない国が増えているから。政府もそうした要請を受けて、いよいよ本格的に証明書交付が開始される。

 

【独自】ワクチン証明書、商業施設想定の運用指針作成へ…非接種者への差別回避

 

政府はワクチンパスポートに関する運用指針を作成するとのこと。今月の26日から申請がスタートするので、トラブルが起きないようにするためだろう。

 

ワクチンパスポートの申請はそれほど面倒じゃなさそう。申請者のパスポートと接種証明書を市区町村に提出して申請。そして自治体からワクチン接種記録システムに照会をすることで、市町村から申請者に交付されるとのこと。

 

問題はリンク先の記事にあるように、このワクチンパスポートをどのように運用していくかということ。海外渡航に関してはその国の規定に従うしかない。いまのところワクチンパスポートがあれば、入国後の待機期間の短縮や免除となる国が多い。

 

もしかしたら日本に帰国した場合も、そうした特典が付与される可能性もある。うまくいけば、以前のように海外旅行できるかも。このようにワクチン接種を済ませた人に対する利益供与はどんどんやるべき。

 

おそらく国内の企業でも、経済の復活を意図してそうした企画を仕掛けてくるだろう。ワクチンパスポートの提示で割引や特典をつけるということは十分に考えられる。旅行業界は大いに期待しているだろうと思う。

 

だけど問題はリンク先の記事でも指摘されているように、ワクチンパスポートがないことによる不利益が発生すること。これは欧米を見ると、すでに差別だと感じるような事例が発生している。特定の誰かに利益を与えるということは、同時に誰かに対して不利益をもたらしている可能性が高い。

 

例えばライブの参加に関しても、ワクチンパスポートの所持者と不所持者によって、取得できる座席がちがうようなことは実際に起きている。ワクチン接種は任意であるだけに、非接種者が差別を感じる可能性が高くなる。

 

ライブの席程度ならまだしも、入場そのものを拒否されるかもしれない。もっとひどい場合だと、就職や入学の拒否なんてことに発展しかねない。それゆえ日本政府としては明確な運用指針を作成しようということだろう。

 

だけど難しいよね、おそらく運用指針は強制力がない『お願い』になる可能性が高い。ワクチンパスポートに所持者への利益供与はいいとして、『お願い』では不利益が発生することを避けられないような気がする。いろいろとトラブルが起きそうだよなぁ。

 

とにかく政府が発表する運用指針を待つしかないよね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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