情報は素粒子のDNA
人間を含めた動植物の遺伝情報を有しているDNA。フラクタル構造を考慮すると、同じ構造がマクロにもミクロにも存在するはず。昨日見かけた記事に、そんなボクの直感を裏付けるようなことが書かれていた。
これはまだ仮説の段階。リンク先の記事では、イギリスのポーツマス大学の研究が紹介されている。それによると、
『素粒子は生物がDNAを持っているのと同じように、自分自身に関する情報を保持しており、その情報には質量が存在する可能性がある』とのこと。
さらに、『情報は単なる概念ではなく明確な質量を持った物質であり、固体・気体・液体・プラズマと並んだ第5の物質の形態である』と述べている。
情報は第5の物質形態。この文章を目にするだけで、言葉にできないワクワクを覚える。すでに理論的な計算はなされていて、『電子に含まれる情報の質量は電子本体の質量の2200万分の1である』という予測計算結果が出ているらしい。
この予測を証明するためには、対消滅実験で可能になるとのこと。対消滅とは、ある物質とまったく正反対の性質を持つ反物質を衝突させると、両者は消滅して内在していた質量のすべてがエネルギーとして放出される現象。
過去に読んだ資料にると、1円玉を対消滅させるだけで核兵器並みのエネルギーが発生するらしい。実際に実験するとなると大変そうだけれど、素粒子を対消滅させることで、情報に質量があることを証明できるそう。
専門的なことはわからないけれど、この実験が意味するところは理解できる。ただボクがこの記事に反応したのは、情報に質量があるということだけじゃない。ボクが気になっているのは、『素粒子が有する情報』とは『何か』ということ。その情報の中身。
これは想像力を刺激される。なぜなら素粒子は宇宙にあるすべての物質を構成しているものだから。ボクたちの肉体だって、究極的には素粒子の塊に過ぎない。となると、同じ情報を共有している可能性がある。だからその情報が気になってしまう。
妄想のような推論だけれど、その情報に『宇宙の秘密』が隠されているような気がする。すべてはひとつ、という根拠のないボクの確信を支えてくれるものが、この情報だと直感させる。すべてが同じものだとしたら、この宇宙に存在する物質のすべてに同じエッセンスが仕込まれていることになる。
リンク先の記事の対消滅実験がどうなるか気になるけれど、さらに一歩進んでその情報の内容が精査されることに期待している。もしすべてが同じ素粒子の情報から成り立っていると証明されたら、人類は戦争の無意味さに気づくだろうと思う。知らんけどwww
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