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高羽そらさんインタビュー

ネット社会にオフレコはない

昨日、かなり気持ちの悪いニュースを見た。福岡の老舗旅館が、温泉のお湯の交換を1年に2回しかしていなかったというもの。塩素による消毒も不十分で、保健所の検査によると基準値の3700倍のレジオネラ菌が確認されたとのこと、

 

レジオネラ菌はとても怖い。お年寄りにとっては命取りになることがある。この旅館は指摘を受けて昨年の暮れに是正したとのこと。確かなことは明らかになっていないけれど、こうした事実を隠蔽していた可能性が高いと見られている。

 

もし隠蔽が事実だとして、どのような経緯で明らかになったのかはわからない。でも今の時代、企業や組織による意図的な隠蔽は絶対にバレる。数人しか知らない事実で、完璧に口裏合わせができているのなら隠蔽できるかもしれない。でも企業や組織に属する人たちが知っているような事実は、どれだけ圧力をかけてもいずれバレる。

 

SNSはそうした裏ネタの宝庫。匿名で配信されたものであっても、拡散される過程で事実が暴かれてしまう。もちろんガセネタ、あるいは誹謗中傷を目的とした嘘の情報もある。そんな混沌とした情報にまみれつつも、事実はいずれ明らかになってしまう。それがネット社会の現状だということ。

 

これはプロの取材によるオフレコに関しても同じ。ネット社会にオフレコなど存在しない。

 

差別発言「オフレコ破り」記しておきたい重要論点

 

リンク先の記事は、そうしてネット社会の実態が解説されている。同性婚に関する差別発言で、首相秘書官が更迭されたのは記憶に新しい。リンク先の記事によると、この発言はオフレコを前提とした取材だったそう。

 

だけど取材した記者が「オフレコ破り」を決行した。それは発言の内容が容認できないという理由。それで情報が拡散されて、更迭という事態になった。その記者がやったことはルール違反だろう。だからと言って責任のある人がどんな発言をしてもいいということじゃない。

 

政治家や企業経営者等の影響力がある人は、現在の社会にオフレコなど存在しないことを自覚しておくべき。まともなことを話していても、言葉尻を捉えて本来の主旨と違う内容が報道される時代。ましてや大勢の人が不快に感じるような発言ならば、どれだけオフレコを主張しても隠し通せないと思っていた方がいい。

 

これは一般市民でも同じ。親しい友人同士の会話が、自分の知らないところで一人歩きすることはある。「内緒だよ」という言葉ほどあてにならないものはない。少なくとも家族以外の前で、誰かを傷つけるかもしれない発言や文章を配信することは NGだということ。

 

オフレコが存在しないという自覚は、自分の発言や行動に責任を持つということ。その覚悟がなければ、不用意な発言は自重したほうがいいよね。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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