ドラマもロシア対NATOの図式
今日も時間の許す限り仕事、仕事、仕事。とりあえずは今月末にキリをつけるつもり。順調に進んでいるので、どうにか間に合うだろう。
そんな状況なので、読書と映画はお預け中。でも50分くらいのドラマなら気分転換にちょうどいいので、追っかけ中のドラマを観ている。
2023年 映画#94
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン3:エピソード3『オオカミの逃亡』という2022年のアメリカドラマ。前作までの感想は『実話のようなロシアの陰謀』という記事に書いているの参照を。
ジョン・クラシンスキーがジャック・ライアンを演じるドラマの最新作を追っかけ中。今回の悪役はロシア。昨日もクーデター騒ぎがあったばかりのロシア。このドラマは昨年末の公開なので、ウクライナ侵攻も匂わせてある。
3作目でおおよそのドラマの構成が見えてきた。ロシアは和平派の国防相がいて、チェコとの結びつきを強めるつもりだった。NATOはロシアの脅威に備えて、NATO軍のミサイル配備をするようチェコ大統領に迫っていた。それが写真の女性大統領であるアレナ。
アレナ大統領はロシアとの結びつきを強め、NATOのミサイル配備を拒むつもりだった。ところがチェコを訪れていたロシア国防相が暗殺。新大臣はチェコとの合意事項を白紙に戻した。そうなるとアレナ大統領は、ロシアからチェコを守るためにミサイル配備を検討する。
実はこれが黒幕の陰謀。チェコのミサイル配備を理由にして、ロシアは東欧に戦争を仕掛ける気だった。その背後にあるのがソコル計画というソ連時代の核兵器の使用。ジャックはソコル計画が実行に移されつつあることを知り、闇の武器商人がウランをロシアに持ち込むことをつかんだ。そしてロシア内のスパイ組織を仕切っているルカと知り合う。ルカはソコル計画を阻止するために動いていた。
要するにソ連時代の栄光を取り戻そうとする一派と、それを阻止しようとするロシア人の動きがメイン。そこにチェコが板挟みとなっている状態。いよいよ面白くなってきたぞ。とにかくドラマの世界でもNATOとロシアは争っている。ドラマなのに、実話を見ているような気持ちになってしまった。
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