頭の回転がいい人の習慣
九州の福岡や大分では大雨特別警報が出た。被害の様子をネットで見ていると言葉が出ない。毎年わかっていても、梅雨末期の大雨で被害が発生している。
神戸も午後2時前後に空が真っ暗になって、かなりの大雨が降った。でも時間的に小一時間程度だったので、被害は出ていないと思う。だけど普段から注意しているつもりでも、想定外のことが起きた時に頭が働かないもの。大抵の人はあたふたして、何もできずに呆然としてしまう。
だけど頭の回転がいい人は、非常時に迷うことなく対応策を取ることができる。地頭がいいのはもちろんだろうけれど、それだけじゃない気がする。あるドラマを見ていて、頭の回転がいい人が習慣にしていることを教えられた気がする。
2023年 映画#103
『トム・クランシー/ CIA分析官 ジャック・ライアン』(原題:Tom Clancy’s Jack Ryan)・シーズン3:エピソード6『亡霊』という2022年のアメリカドラマ。前作までの感想は『最新作だと思っていたのに……』という記事に書いているの参照を。
最新作を見ているつもりだったのに、先月末からシーズン4が始まって驚いているジャック・ライアンのドラマ。そのシーズン3もいよいよラスト近くになってきた。ロシアを大国として復活させるため、第三次世界大戦を目論むラデック。元ロシア人の彼は、娘がチェコ大統領でありながら、その地位を利用して核弾頭をチュコに持ち込んだ。
アメリカの核を模した弾頭なので、爆発させることでアメリカの攻撃だと偽装することが目的。今回のジャックは、このシーズン3で最高の活躍だった。とにかくジャックは追い込まれるほど、頭が猛スピードで働いて適切な答えを引き出す。
核弾頭を積んだトラックを見つけたけれど、その不穏な動きを見たことである街を吹き飛ばすつもりだと予測する。そして次々と状況が動くなか、これしかないという対応策を思いつく。それがトンネル内で核弾頭を爆発させるというもの。
詳細は割愛するけれど、マジで興奮した。ジャックを演じているジョン・クラシンスキーの最高の見せ場だったと思う。この献身的な行為によって誤解が解け、ジャックを追い込んでいたCIAのミラー長官は失脚する。ところがこれはまだ序盤に過ぎなかった。
このジャックの頭の回転の速さの秘密は、普段から常に考え続けていることだと思う。事件に関与していない時であっても、あらゆることをシミュレーションとして考えを巡らせている様子がわかる。そうして普段から思考の引き出しを増やしていることで、緊急時にアクセスできるスピードが早くなるんだと思う。
頭の回転の速さは、普段から圧倒的な思考量を積み重ねた結果だと思う。
さて、悪の親玉のラデックは死んだけれど、第三次世界大戦を起こそうとする計画はまだ継続中。ということでラスト前のエピソード7に続くという展開だった。さぁあ、残りシーズン3を2話見て、最新のシーズン4に突入しよう。
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