SOLA TODAY Vol.275
我が家はAmazonの依存度が高く、これからもそのシェアは伸びる一方だろう。それほどAmazonの戦略は、時代のニーズを的確にとらえている。
先日ニューヨークでオープンしたAmazonのリアル書店の記事を見たけれど、あんな本屋さんなら絶対行きたい、と思わせるものだった。ネットだけでなく、実際に足を運ばせたいと感じさせる。
ネット書店でスタートしたAmazonは、今や何でも屋を目指していることは明らか。それを証明するような記事を読んだ。
Amazonは5月23日、アメリカで自社のハンドメイド販売サイト「Handmade at Amazon」上に、新しいウエディングオンラインショップを立ち上げた。カスタムメイドされたケーキの飾りから、紙吹雪やベールまで、結婚式に関するすべての商品をハンドメイドで作ることができる。Amazon Primeを利用すれば2日で発送される商品もある。
このサービスにプラスして、それまでのAmazonの販売網で結婚式に関するすべてを用意できる。婚約指輪、ウェディングドレス、タキシード、ブーケや花輪、レストランのデリバリーサービスまである。会場や司会者さえ用意すれば、いつだって格安で結婚式を行うことができる。
これだけでも驚くけれど、Amazonはもっと先を見ているような気がする。そのうち会場のマッチング、司会者やDJ等の人的な手配もAmazonでやれるようになるのではないだろうか?
いや、それ以前に、結婚を望む人に対してパートナーを紹介するようなビジネスも始めるかもしれない。つまり出会いから結婚式まで、すべてAmazonが請け負ってくれるかも。
そうなると出産、育児、医療、さらに葬式まで、Amazonで手配できるようになる可能性がある。CEOのフェフ・ベゾスはそこまで考えているとしか思えない。きっとやるだろうね。
最初にも書いたけれど、Amazonなしの生活が考えられなくなってきた。猫のミューナに関する商品は、すべてAmazonで購入している。今使っているプリンターだって、Amazonで買った。サボテンの土を交換する時期なのだけれど、今日はその土をAmazonで探そうと考えている。
『ゼロの物語』もAmazonのkindleで売ってもらっているしね。これは時代の流れだから仕方ない。ますます依存度が高くなるのだろうなぁ。
『高羽そら作品リスト』を作りました。出版済みの作品を一覧していただけます。こちらからどうぞ。