SOLA TODAY Vol.628
最近でこそ行かなくなったけれど、ボクにとってスタバは貴重な創作の場だった。『ゼロの物語』の90%は、神戸の御影、三宮のスターバックスで生まれたと言っても過言じゃない。
ちなみにスタバ、マクド、ミスド、ユニバ(USJ)は、関西ではすべて同じイントネーションになる。どうでもいい話だけれどねwww
毎日通っていると店員さんと顔なじみになってくるので、あえて注文を言わなくても「いつもの」で通じるようになる。パソコンと向き合って原稿を書いているときに、「何か書かれているんですか?」と店員さんに聞かれたこともある。
だからと言って顔を見知っているだけで、互いの名前さえ知らない。それが日本のスタバでは普通だろう。だけどアメリカのスタバに行くと、そうじゃないらしい。
【知ってた?】アメリカのスタバではメニュー名や番号ではなく “名前” で呼ばれます
アメリカのスタバでは、注文するときに名前を訊かれるそう。そんなこと日本でやったら、新手のナンパかと思っちゃうよね。
だけどアメリカのスタバはそれが普通で、商品ができると名前で呼ばれるらしい。国民性のちがいなんだろうけれど、慣れていないボクたちにとってはユニークな印象を持ってしまう。カード決済などすると、そこに書かれている名前をチェックされるらしい。
日本人が困るのは、英語の発音がイマイチなのと、日本人の名前が珍しいので聞き間違いが多いとのこと。いきなり変な名前で呼ばれて、自分のことだと理解するのに苦労するらしい。だから慣れている人は、あえてアメリカ人っぽい名前を名乗るそう。
日本でも同じことをやろうとしたけれど、結局は定着しなかった。まぁ日本人は、あまり他人の前で名前を連呼されるのは苦手かもしれない。
病院に行くと、廊下の待合室で次の患者の名前がスピーカーから流れる。それでも誰も立たないと、看護師さんが大きな声でフルネームを叫ぶ。たまたまその患者さんの名前が「佐々木希」という女性なら、誰もが顔をあげて呼ばれた人物に視線を向けるだろう。そして心の中で、クスッと笑ったりする。
レストラン等の飲食店で、時間待ちのときに名前を書かされる。もし冗談で『トランプ』と書けば、「2名でお待ちのトランプさん!」と呼ばれるんだろうな。
そういえばソウルのスタバでは、名前を訊かれることなんてなかったよな。アジアでは浸透しづらい習慣なのかもしれない。世界展開している店舗を海外旅行のときに利用すると、お国柄が出ていて面白いかもしれないね。
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