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高羽そらさんインタビュー

SOLA TODAY Vol.631

「わざとぶつかってくるおじさん」というのを知っているだろうか?

 

一時期ネットで話題になっていたので、耳にしたことがある人は多いと思う。ボクはネットで知っただけでなく、実際に目にしたことがある。

 

なぜなら何度か妻が被害に遭っているから。近くで歩いているボクをわざと避けるようにして、意図的にぶつかってくるおじさんが本当にいる。あえて弱い対象を狙っているのだろう。

 

ボクも一度だけ怖い思いをしたことがある。ショッピングモールでのこと。通行の邪魔にならないよう端によけて、スマホを見ていた。中年の男性が近づいてくるのはわかっていた。通路は広いので十分に余裕がある。だけど思い切り肩にぶつかられて、もう少しでスマホを落とすところだった。

 

スマホを守ることに意識が向いていたので、顔をあげたときに男性は足早にその場を去っていったあとだった。文句を言う暇もない逃げ方だったので、どう考えても確信犯だと思う。よほど虫の居所が悪かったんだろう。

 

そんな「わざとぶつかってくるおじさん」に関する記事が書かれていた。

 

街中で「わざとぶつかってくるおじさん」は暴行罪の可能性 「女性や子ども標的」SNSで報告相次ぐ

 

同じような経験をしている人は、相当数にのぼるらしい。街を歩いていると、うっかりぶつかることはある。歩きスマホをしている人とすれちがうとき、ぶつかりそうになったことは何度もある。

 

だけど怖いのは、『わざと』ぶつかってくる人。うっかりでも相手が怪我をすれば過失傷害になる。ましてや『わざと」であれば、暴行罪が適用される。

 

ところが問題は、相手の悪意を証明できないということ。うっかりだと言われたら、その言葉をくつがえすことができない。『わざと」ぶつかる人は、明らかに弱者を狙っている。ボクのような男には、先ほどのようにスマホを見ているような状態でないとぶつかってこないだろう。

 

この記事に関するコメントを見ていると、驚くような意見がいくつもあった。歩きスマホをしている人を見かけると、懲らしめてやろうとわざとぶつかる、と告白していた人が何人かいた。むしゃくしゃしていて、若い女性にぶつかってやろうと思った人も多い。

 

相手は素知らぬ顔で狙いをつけてくるのだから、どうしようもない。暴行罪を証明することも難しい。だから結論としては、自衛するしかないということだろう。街を歩いているときは周囲に神経を注ぎ、ヤバそうな人とすれ違わないようにするしかない。

 

ボクも妻にはそう言っている。一緒にいるときは相手もボクを意識するだろけれど、一人で歩いているときは要注意。これから暑くなってくると、さらにイライラする人が増えてくるだろう。こんなことを心配しなきゃいけないなんて、なんとも世知辛い世の中だよなぁ。

 

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高羽そら|たかはそら(作家、小説家)プロフィール

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高羽そら(たかはそら)
今後の目標:毎年1つの物語を完成させたいと思います。
生年月日:昭和37年5月10日
血液型:A型
出身地:京都市

【経歴】
1962年京都市生まれ。数年前に生活の拠点を神戸に移してから、体外離脱を経験するようになる。『夢で会える 体外離脱入門』(ハート出版)を2012年1月に出版。『ゼロの物語Ⅰ〜出会い〜』、『ゼロの物語Ⅱ〜7本の剣の守り手〜』、『ゼロの物語Ⅲ〜次元上昇〜』の3部作を、2013年7月〜12月にかけて、オフィスニグンニイバよりAmazonのKindleにて出版。現在も新たな物語を執筆中。

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